押井守さんと森本晃司さんによるコラボ短編アニメーション作品『CONNECTED…』が、KENWOOD公式サイトとYouTubeにて公開された。
本作品はオーディオ/カー用品メーカー・KENWOODより発売される音声アシスタント搭載スマートヘッドセット「WS-A1」と「WS-A1G」 のプロモーション動画として制作された。
総監督・原案を押井守さん、監督・キャラクターデザイン・演出を森本晃司さん、そしてプロデューサーを竹内宏彰さんが担当している。
東急田園都市線渋谷駅の改札外コンコースには、12月7日から13日(日)まで、本作品のキービジュアル広告が設置され、対象商品の早期購入者には特典としてポストカード(押井さんと森本さんのレプリカサイン付き)がプレゼントされる。
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物語の舞台となるのは、音声アシスタントを搭載したスマートヘッドセットを装着し、その多彩な機能を使って生活することが一般化した架空の未来都市。
主人公の女子高生がUFOに引き寄せられて未知の生命体と遭遇し、不安ながらもその生命体との交信を試みることで、どんなものとも“つながる”ことのできる今を喜ぶ姿が表現されている。 場面カットをもっと見る
──押井監督とはこれまでもお仕事をされた経験があったのでしょうか。
竹内宏彰さん(以下、竹内) 押井守監督とは、2011年の実写映画『アヴァロン』の宣伝でハリウッドでの特別上映会を実施させていただいた頃からのお付き合いでしたが、実はアニメ作品は本作が初めてになります。
──今回の押井監督、森本監督のコラボレーションにはどのような経緯があったのでしょうか。
竹内 2019年の秋に押井監督から、直接「森本(晃司監督)でやれないかな?」との打診を受けました。最初は何かの冗談かと思いましたが、「押井守原案・総監督、森本晃司監督・デザイン」という作品は個人的にもぜひ見てみたい! との思いから本作のプロデュースを引き受けました。とはいえ、ただでさえ制作作業が遅いことで有名な(笑)、森本監督にアニメーションの主要工程を託すということは非常にリスキーであり、さらにコロナ禍における制作のロックダウン状況も追い打ちをかけてプロジェクトは幾度となく頓挫しかけました。
──コロナ禍での制作だったとは思いますが、苦労したことはありますか。
竹内 制作にかかった約半年間、新型コロナによる外出自粛の影響で、押井監督と森本監督は直接会うことなく作品は完成し、全工程のおよそ90%をリモート制作で実施しました。演出確認のミーティングをはじめ、作品制作の中心となるアニメ制作、CG制作、美術制作などにあたり、スタッフがリモート環境に柔軟に対応してデジタル化を駆使したことにより、予定通り完成することができました。新しいアニメーション制作の可能性を体験できる素晴らしいプロジェクトになったことを制作全スタッフに感謝したいと思います。
本作品はオーディオ/カー用品メーカー・KENWOODより発売される音声アシスタント搭載スマートヘッドセット「WS-A1」と「WS-A1G」 のプロモーション動画として制作された。
総監督・原案を押井守さん、監督・キャラクターデザイン・演出を森本晃司さん、そしてプロデューサーを竹内宏彰さんが担当している。
東急田園都市線渋谷駅の改札外コンコースには、12月7日から13日(日)まで、本作品のキービジュアル広告が設置され、対象商品の早期購入者には特典としてポストカード(押井さんと森本さんのレプリカサイン付き)がプレゼントされる。
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アニメ界の実力派の初タッグ作品
本作は、劇場版アニメ『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』や、最新作『ぶらどらぶ』など数々の作品の監督を担当してきた押井守さんと、アニメ映画『AKIRA』の作画監督補佐などを務め、GLAYや宇多田ヒカルさんなどのMVにも携わってきた森本晃司さんが初のタッグを組んで制作された。物語の舞台となるのは、音声アシスタントを搭載したスマートヘッドセットを装着し、その多彩な機能を使って生活することが一般化した架空の未来都市。
主人公の女子高生がUFOに引き寄せられて未知の生命体と遭遇し、不安ながらもその生命体との交信を試みることで、どんなものとも“つながる”ことのできる今を喜ぶ姿が表現されている。 場面カットをもっと見る
押井守さんコメント
一緒に仕事して以来、森本(監督)の作品はずっと見てきているので、また一緒に組んで仕事ができて楽しかったです。新しいデバイスの魅力を伝えるのにふさわしい作品になったので、楽しんで見てもらえたら嬉しいです。
森本晃司さんコメント
ずっと描きたいと思っていた「エイリアンとの交信」をテーマに今回描くことが叶いました。エイリアンとの出会いで人々がどのようになるか? お楽しみください。また、押井さんとは久々のお仕事だったので楽しみながら制作しました。皆さんにも楽しんでもらえれば幸いです。
コラボならではの制作エピソード
また、作品をプロデュースした竹内宏彰さんに、コロナ禍での制作やコラボの経緯が語られたインタビューも公開されている。──押井監督とはこれまでもお仕事をされた経験があったのでしょうか。
竹内宏彰さん(以下、竹内) 押井守監督とは、2011年の実写映画『アヴァロン』の宣伝でハリウッドでの特別上映会を実施させていただいた頃からのお付き合いでしたが、実はアニメ作品は本作が初めてになります。
──今回の押井監督、森本監督のコラボレーションにはどのような経緯があったのでしょうか。
竹内 2019年の秋に押井監督から、直接「森本(晃司監督)でやれないかな?」との打診を受けました。最初は何かの冗談かと思いましたが、「押井守原案・総監督、森本晃司監督・デザイン」という作品は個人的にもぜひ見てみたい! との思いから本作のプロデュースを引き受けました。とはいえ、ただでさえ制作作業が遅いことで有名な(笑)、森本監督にアニメーションの主要工程を託すということは非常にリスキーであり、さらにコロナ禍における制作のロックダウン状況も追い打ちをかけてプロジェクトは幾度となく頓挫しかけました。
──コロナ禍での制作だったとは思いますが、苦労したことはありますか。
竹内 制作にかかった約半年間、新型コロナによる外出自粛の影響で、押井監督と森本監督は直接会うことなく作品は完成し、全工程のおよそ90%をリモート制作で実施しました。演出確認のミーティングをはじめ、作品制作の中心となるアニメ制作、CG制作、美術制作などにあたり、スタッフがリモート環境に柔軟に対応してデジタル化を駆使したことにより、予定通り完成することができました。新しいアニメーション制作の可能性を体験できる素晴らしいプロジェクトになったことを制作全スタッフに感謝したいと思います。
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