ラッパーで、2019年に処女作を刊行して小説家デビューを果たしたハハノシキュウさんの2作目となる小説『ビューティフル・ダーク』が、9月17日(木)に刊行された。
現在では文筆家としても活動するハハノシキュウさんの、ライター仕事のデビューはKAI-YOUだった。 MCバトル大会のレポートやコラムはじめ、ラッパーならではのグルーヴ感のある文章で綴られた文章は、多くの反響を呼んできた。
そして、2019年には『ワールド・イズ・ユアーズ』(星海社FICTIONS)で、学生時代からの念願だった小説家デビューを果たす。 同年、自主レーベル〈猫背レコーズ〉を立ち上げ、ラッパーとして『小説家になろうEP』、『鼠穴』を相次いでデジタルリリースした。
念願の小説家デビューを果たしたラッパーの“僕”の元に現れた、謎の美少女は言う。「師匠、弟子にしてください」。
取り返しのつかない物語の先の“真実”を探して、“僕”は謎に挑む。
これはヒップホップに関する物語ではない。これは紛れもない探偵小説である。ハハノシキュウ『ビューティフル・ダーク』より
ラッパーで小説家のハハノシキュウ
青森県出身、2013年に処女作品集『リップクリームを絶対になくさない方法』を発表。数々のMCバトル大会でも活躍し、異様な風貌から放たれる容赦のないラップで存在感を発揮。その強いキャラクター性を観客の脳裏に焼き付けてきた。現在では文筆家としても活動するハハノシキュウさんの、ライター仕事のデビューはKAI-YOUだった。 MCバトル大会のレポートやコラムはじめ、ラッパーならではのグルーヴ感のある文章で綴られた文章は、多くの反響を呼んできた。
そして、2019年には『ワールド・イズ・ユアーズ』(星海社FICTIONS)で、学生時代からの念願だった小説家デビューを果たす。 同年、自主レーベル〈猫背レコーズ〉を立ち上げ、ラッパーとして『小説家になろうEP』、『鼠穴』を相次いでデジタルリリースした。
本物の探偵小説『ビューティフル・ダーク』
小説2作目となる『ビューティフル・ダーク』は、「本物の探偵小説《フィクション》」と銘打たれている。念願の小説家デビューを果たしたラッパーの“僕”の元に現れた、謎の美少女は言う。「師匠、弟子にしてください」。
取り返しのつかない物語の先の“真実”を探して、“僕”は謎に挑む。
ハハノシキュウ×佐藤友哉との対談
なお、9月19日(土)には、ハハノシキュウさんが敬愛する小説家・佐藤友哉さんとの公開対談をオンライン開催する。
奇しくもハハノシキュウさんの『ビューティフル・ダーク』と同日、同じく星海社より刊行された『ステイホームの密室殺人 2 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー』に「潔癖の密室」を寄稿している佐藤友哉さんとの対談。
ヒップホップと小説、異なるジャンルをクロスオーバーする対談となる。
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奇しくもハハノシキュウさんの『ビューティフル・ダーク』と同日、同じく星海社より刊行された『ステイホームの密室殺人 2 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー』に「潔癖の密室」を寄稿している佐藤友哉さんとの対談。
ヒップホップと小説、異なるジャンルをクロスオーバーする対談となる。
ハハノシキュウの真髄
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