【訃報】和田誠さん死去 星新一作品、『週刊文春』表紙など手がける

【訃報】和田誠さん死去 星新一作品、『週刊文春』表紙など手がける
【訃報】和田誠さん死去 星新一作品、『週刊文春』表紙など手がける

和田誠さん/画像は和田誠さん公式サイトより

POPなポイントを3行で

  • イラストレーター・和田誠さん死去
  • 1977年から『週刊文春』表紙手がけている
  • 妻・平野レミさん「安らかにね」
グラフィックデザイナー/イラストレーターの和田誠さんが10月7日、肺炎のため都内の病院で亡くなった。各メディアが報じている(外部リンク)。

和田さんは文藝春秋が刊行している週刊誌『週刊文春』の表紙を1977年から現在まで約42年にわたって手がけていることでも知られている。

また、小説家・星新一さんの著作の挿絵や表紙、村上春樹さん、三谷幸喜さんなど、数多くの作家の装丁も担当した。

イラストレーター・和田誠

和田さんは1936年、大阪生まれ。

多摩美術大学卒業後、ポスターなどのイラストやアニメのイラストを手がけたほか、タバコ「ハイライト」のパッケージデザインや、最近ではDREAMS COME TRUEのCDジャケットを制作するなどその活動は多岐にわたっていた。

私生活では、1972年に料理研究家の平野レミさんと結婚。長男の和田唱さんはロックバンド・TRICERATOPSのギターボーカルであり、妻は女優の上野樹里さんであることでも知られている。

平野さんは「肺炎を患ってからはご飯を食べられなかったので、和田さんが好きなご飯をたくさん作って、安らかな顔の横に置いてあげました。最後の料理を作っている時はすごく幸せで、『私にとっての一番の幸せは、和田さんにご飯を作ることだったんだ』とあらためて気付きました。47年間、私の料理を美味しい美味しいって食べてくれて、本当にありがとう。安らかにね」とコメントを発表した。

記憶に残るアート

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