絶対ナマでミたい「恵比寿マスカッツ」ライブレポ 美しすぎた肢体の躍動感
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POPなポイントを3行で

  • 恵比寿マスカッツのライブで何が行われたのか?
  • 女子目線で見た筆者から思わず涙が溢れた理由
  • 後半は架乃ゆら、三上悠亜、市川まさみのインタビュー
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アイドルのライブと聞いて、みなさんはどんなステージが思い浮かびますか? 爽やかでポジティブな曲とともに踊る、清楚でカワイイ女の子たち。そんな光景をイメージする人が多いはず。

時にあなたはセクシー女優やグラビアアイドル、モデルなどの精鋭によるアイドル集団・恵比寿マスカッツをご存知でしょうか。

今述べたような日本の一般的なアイドル像の範囲に、恵比寿マスカッツは収まっていません。

開脚の多いダンス、スラリとした足がほとんど出た扇情的な衣装。会えるアイドル、触れるアイドルなど多様化したアイドル業界の中でも、一線を画し続けるのが恵比寿マスカッツなのです。

厳かな(?)前フリから始まりましたが、こんにちは。「えちえちしおりん」こと、フリーライターのミクニシオリです。音楽は中学生から銀杏BOYZとクリープハイプが好きだった、典型的量産サブカルです。

会えるアイドルも触れるアイドルも会ったことがない、アイドルにハマったこと自体ほとんどない人生だったのに、そんな私が今さらハマったのが恵比寿マスカッツだったんですよ。

取材・文:ミクニシオリ 編集:恩田雄多 撮影:Diora


【写真】恵比寿マスカッツのパフォーマンスを一気にチェック

意外と老舗なアイドル「恵比寿マスカッツ」とは?

提供写真

知らない人もいると思うのでここで軽く「恵比寿マスカッツって誰ぞ?」を解説しておきます。

モットーは「エロく、正しく、美しく」。グループとしての活動は2008年から。AKB48の活動開始が2005年であることを考えても、意外と10年以上の歴史あるアイドルグループなんです。

事の始まりはテレビ東京で放送されていた「お願い!マスカット」という深夜番組。番組のレギュラー陣で結成された初代マスカッツのリーダーはあの蒼井そらさんでした。

提供写真:恵比寿マスカッツ

こうして始まった恵比寿マスカッツのメンバーはセクシー女優やグラビアアイドルなど様々。卒業するメンバーを送り出し、新メンバーを迎え入れながら、その活動は11年目に突入しています。

現在はリーダーに元SOD女子社員でのみんな大好き市川まさみさんを据え、総勢29人で今もなお異業種先鋭のアイドルとして活動しています。 こんなにいると推しの探しがいがあるよね。

「夏だバカヤロー!コマネチ!ツアー」行ってみた

筆者

ということで今回は、7月27日に東京・渋谷O-WESTで行われた恵比寿マスカッツのツアー「サマーCAMP2019 夏だバカヤロー!!コマネチ!ツアー!」の初日に潜入してきました(コマネチって言葉すごい久々に言いました)。

セクシー女優やグラビアアイドル軍団と聞くと、どうしてもえちえちな方向に妄想してしまう人もいると思いますが、恵比寿マスカッツの真髄はライブにあると、体験した今では感じます。 会場には想像していたより意外と女性ファンも多い印象。会場の3割くらいが女性でしょうか。

コーデも人それぞれで、ハッピにサイリウム4本持ち、といういわゆるガチオタコーデの男性がいれば、女性はワンピースにスニーカー、という感じでカジュアルな私服でライブに参加する人も。

アイドルのライブって本気コーデの人も多いけど、恵比寿マスカッツに感しては人それぞれ。10代のような女の子もいれば、スーツ姿のサラリーマンもいる、非常に幅の広さを感じさせる雰囲気です。

女子目線で見ても思わず涙が溢れる「圧巻の」肢体

この日、筆者は初めて恵比寿マスカッツのライブを見ました。正直に言って彼女たちが入場した瞬間、感動のあまり静かに涙がこぼれた。あまりにも美しすぎて。

一般的なアイドルの女の子たちは、生で見ると思ったよりちっちゃくって華奢で、やっぱりお会いするとSNSの3倍カワイイことに感動するけれど、恵比寿マスカッツのみんなはそういう感動とも少し違う。 衣装がセクシーなこともあるんだけど、その身体の美しさには、女子目線でも圧巻されました。

きゅっと上がったお尻に、長くしなやかな足にはすっと筋肉の線が入っていたりするし、ウォークするたびにゆれる魅惑のおっぱ……あ、マスカッツ的にはマンゴーですかね。胸元のマンゴーに目が釘付け。 エロいとかそんな単純な感情じゃなくて、ただただ女性として美しすぎて、美意識のカウンターが振れすぎてバグった。

これが、美乳ちゃんから最大Gカップの巨乳ちゃんまで、よりどりみどり23人登場してらっしゃるわけですよ。 もうこんなん美と数の暴力よ。マンゴー46個分の美。とにかく女子目線で見ても、美意識リテラシーが爆上がりして、静かに泣いた後は「こんなに美しい人々がいるんだ」といううれしさみたいなものに包まれました。

恵比寿マスカッツのメンバーの美しさは写真じゃ絶対に伝わりきらない。その一挙一動とともに揺れるいろんな部分の振動は、ナマで見ないと絶対に伝わらない魅力です。

笑いあり涙ありセクシーあり……初見でも楽しめるライブ

提供写真

恵比寿マスカッツのライブは一言で言うと、一口で三度オイシイ(楽しめる)ライブです。

ダンスの雰囲気も普通のアイドルとちょっと違くって、やっぱり女性らしさがすごく前に出ています。何回でも言うんですけどお尻がほんとにステキで、惜しげもなく開脚される脚に思わず釘付けになります。

顔面パイの被害にあった黒沢美怜さん。このまま1曲やりきったのは見事だった

そうかと思えば、MCになった瞬間、新喜劇みたいな感じになるんですよね。年長のメンバーが「テメエこのババア!」くらいの勢いでいじられたり、メンバーが突然顔面にパイをぶち当てられ、クリームまみれのまま1曲踊ることになったりとか。

提供写真:名物マネージャーである山根さんの背に乗って登場した架乃ゆらさん。一瞬何が起きているのかわからなくなる

メンバーによっては「女芸人かな……?」というくらい身体を張った衣装を着て登場してきて、団塊世代もビックリしそうなくらいの下ネタをぶちかましてくるんです。

友田彩也香さん、みひろさん、小林ひろみさんによる「ハメはずすブラザーズ」。みひろさんが下ネタ満載の替え歌を歌ってはツッコまれていた

有名女性デュオの名曲を替え歌して、「このご〜ろ〜わたし〜た〜ちは〜〜♪ いい〜ち○こ〜〜♪ 長いわね〜〜♪ ありがとね〜〜♪」って歌ってました。『クレヨンしんちゃん』に出てきそうなレベルの下ネタで、フロアの老若男女が笑ってる優しい世界です。

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そうかと思えば衣装替えも多くて、ハイレグ着物から私服、水着まで3回転。

中でもやっぱり水着での登場は目の保養みが強い。ファッションショーのように水着でメンバーがウォーキングしてくるのですが、どのメンバーも「とっても残念な」「とってもアホな」とクソ自虐的に説明され、最後は「アバズレです〜♪」と紹介されながら入場してくるのが面白かったり。

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男は揺れるものが好き、なんて言うけれど、女の子だって歩くたびに揺れるおっぱいは気になります。あんな風に揺れるおっぱいが欲しかった。男の子だけではなく、女の子の憧れも、彼女たちのマンゴーに詰まりまくってるんですね……。

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衣装を変えるたびに推しが変わりそうになるくらい、雰囲気も可愛さも変わるので、マジで目が忙しいし、1回のライブでいろんな性癖を満たしてくれる、まさに一口で三度オイシイライブってワケです。

参加型のライブで観客も一緒に楽しめる

提供写真:会場にグッズを勝手に投げ入れる羽咲みはるさん。自由

恵比寿マスカッツのライブには、なんというかちょっと高校の文化祭みたいな、いい意味で身内ノリみたいなものがあります。観客全員がスマホでステージを撮影する場面があったり、曲の途中でグッズをばら撒きまくるメンバーがいたり。 青春時代のあの日、文化祭でクラスのアイドルだった女の子が投げてくれたギターのピックを前列で見るなんて恥かしいことはできなくて、拾いに行けなかったあなたも。今なら前列で見ることができるし、グッズも拾っていいんです。 アイドルライブによくある「合いの手」がシンプルなのもうれしいポイント。たとえ初見でも、一度聞けば二番からは迷いなく参加できると思います。そういう意味で、ファン同士も心が広いというか、新規のファンも参加しやすいというか、むしろステージ上の彼女たちが率先してそんな雰囲気をつくってくれています。

両親とともにパフォーマンスした辰巳シーナさん

当日感動したのでどうしても言いたいのが、この日たまたまメンバーの1人・辰巳シーナさんのご両親が彼女のソロパートでステージに登場したんですが、ファンのみんなが「おとうさーん! かっこい〜〜! おかあさーん! かわいい〜〜!!」とご両親にも温かい声援を送っていたこと。

提供写真:感動のあまりコーナーのMCをつとめた市川まさみさん(左端)が涙する場面も

ご両親がシーナさんの活動を認めて一緒にがんばっていることも、その雰囲気を受け入れて応援してくれているファンも、まじでハートフルすぎて泣いた。ちょっとしたヒューマンドラマくらい、節々に心に刺さるものがありました。

アイドルらしからぬDOPEな曲も

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眼福欲のみならず、耳欲も満たしてくれる恵比寿マスカッツ。
EBISU MUSCATS - EBISU ANIMAL ANTHEM MV
キラキラしたいわゆるアイドルらしい曲だけでなく、DOPEなダンスソングも。恵比寿マスカッツのキラーチューン「EBISU ANIMAL ANTHEM」はアッパーなパーティーソングで、キュートなのはもちろんカッコよさも兼ね備えています。

提供写真

と思って、ライブ後にイヤホンでじっくり聴いてみると、韻は踏んでるけどけっこうガッツリ下ネタ言ってるよねって部分があったり、要所でささやくような声や喘ぎ声みたいな掛け声が入ってたりして、ASMR的な欲求も満たしてくれます。イヤホンならイヤホンで、ライブとは別の欲求を満たしてくれる。 この日初披露となった2019年夏の新曲「Twenty Nine」も、疾走感に溢れながら聴くたびにテンションがアガる楽曲です。音源化が楽しみですね。

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プロフィール

ミクニシオリ

ミクニシオリ

ライター

1992年生まれ。女性の未来を担う若手女子フリーライター。週刊誌などに恋愛や婚活、最新の出会い事情について寄稿。逆ナンやギャラ飲みなどの現場にも乗り込むポテンシャリスト。自身のtwitterやWEBラジオ「airuca」でフォロワーの恋愛相談にも回答。カルチャーにも素養がある生粋のサブカル女子。

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