投稿には、作中のキャラクターが「独裁政権=未来は暗黒次元(ダーク・ディメンション)」「ホント…日本て住みづらくなっちゃった…」という吹き出しが加えられたイラストがアップ。
さらに、「決闘者のみんな!今こそ正義の一票スタンバイだぜ!!👍」と選挙への参加を促している文言が添えられている。
作中に登場するキャラクターに政治的表現をさせたことに対して、賛否両論を含めたコメントが多く寄せられ、高橋さんは後日謝罪をした。
「作品の政治的利用」か「政治的信条の表明の自由」か
「正直な意見を共有してくださって、とても嬉しいです‼」「勇気ある発言嬉しいです!」といったコメントの他に、「どの政権を支持するのも自由ですが、発言にキャラクターを巻き込むのはちょっと」「キャラクターに言わせるのはどうなのでしょう…?」など作品と政治を絡めた内容に賛否両論が巻き起こった。また、政治的信条の表明は自由だが、「売国」「独裁者」という言葉の表現に対する違和感も意見として挙がっている。これに対し高橋さんは、「なにやらお騒がせしております。いろいろ意見を頂き、キャラクターに政治的表現をさせてしまった事、ファンの皆様に深くお詫び申し上げます」と、Instagramにて謝罪した。
著名人の政治的発言が話題
選挙が近づきネット上でも著名人の政治的発言が話題になることが多くなってきている。俳優の浅野忠信さんは自身のTwitterで「投票は白紙でもいいんだって」とツイート。
これにも賛否両論多くのリプライが集まり大きな話題となったが、浅野さんはその多くのリプライのリツイートし拡散。投票は白紙でもいいんだって
— 浅野忠信 ASANO TADANOBU (@asano_tadanobu) 2019年7月14日
その後、「みなさんのたくさんの意見に感謝します。何しろ私は白紙ではなく信じられる候補者を選んで投票に行きます!」と書き込み結果的に、選挙に対する注目を集め、好意的な反応が相次いだかたちとなった。みなさんのたくさんの意見に感謝します。何しろ私は白紙ではなく信じられる候補者を選んで投票に行きます!
— 浅野忠信 ASANO TADANOBU (@asano_tadanobu) 2019年7月14日
他にも「ヤクブーツはやめろ」で社会派ラッパーとして知られるSHOさんは選挙街宣車のマイクをジャックし選挙運動を盛り上げた。パフォーマンスには500人近い人が駆けつけ多くの人が集まった。 著名人の政治や選挙への言及には批判も集まるなか、政治的言及が難しいとされる日本の著名人がこうして投票を呼びかけることで、選挙への関心も高まる側面も決して見逃してはならないだろう。浅野忠信、SNSの使い方が天才的だ。
— 三菱涼子 (@Rykmtbs) 2019年7月15日
「白紙でもいい」、と本来適切でない事をわざと奨励して、それに対する反論を片っ端からリツイートすることで、「白紙はダメ」という言説を可視化し、逆説的に大拡散している。
さきイカ1本でザリガニを釣ったら100匹釣れたという感じか。
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2件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:3362)
投票用紙に候補者の名前なんか書いたことねえや
匿名ハッコウくん(ID:2896)
選挙に行け!白紙はダメだ!っていうと
消去法で野党ダメ過ぎるから
与党に入れるしかなくなるんだけど
それでいいのかえ?