同楽曲は7月5日(金)公開の映画『Diner ダイナー』の主題歌に決定しており、MVは同作の監督を務めた蜷川実花さんが総監督を務め、映画製作スタッフ総動員の映像に仕上がった。
映画の世界観を彷彿させる映像をとくとご覧あれ。
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映画『Diner ダイナー』とは
原作は、映像化不可能と言われた平山夢明さんの小説『ダイナー』。ストーリーは、日給30万の怪しいアルバイトに手を出したヒロイン・オオバカナコが、命がゴミのように扱われる殺し屋専用の食堂"ダイナー"にウェイトレスとして売られてしまい、そこに集まる"クセモノ"殺し屋たちによる本能を極限まで刺激される殺し合いゲームに巻き込まれていく…。といったもの。
監督は興行収入22億円を超えた『ヘルタースケルター』などを手がけてきた蜷川実花さん。
主演で食堂店主の元殺し屋で天才シェフ・ボンベロ役は、映画『カイジ』で迫真の演技で知られている藤原竜也さんが演じ、ヒロイン・オオバカナコ役を玉城ティナさんが演じる。
ほかにも、窪田正孝さん、武田真治さん、斎藤工さん、金子ノブアキさん、小栗旬さん、土屋アンナさんら豪華俳優たちが、全員“殺し屋”役で集結。
どこから見ても抜け目のない制作・キャスト陣に注目が集まっており、YouTubeに投稿されている予告編が記事執筆時点で640万回を超えている。
映画製作スタッフ総動員のMV
総監督を蜷川実花さんが、クリエイティブディレクターを箭内道彦さんが務め、"映画製作スタッフ総動員"したMVはまるで映画の世界観を彷彿させる内容になっている。DAOKOさんの奥ゆかしく強い眼差しとMIYAVIさんの凛とした佇まいが、一切の違和感なく映画の世界観に溶け込み、一瞬一瞬がとてもセンセーショナルだ。
このMVに対して、総監督の蜷川実花さんはパワーのある2人の化学反応を映像にしたことを語っている。
さらに、楽曲を聴いてから、MVでどのように想像して展開したかについては「二人の力強さが、きっちりぶつかり合うようなミュージックビデオを目指しました。元々、物凄くパワーのある二人なので、その二人が起こす化学反応をきっちりとビジュアル化できればと思っていました。二人の力がぶつかるし、上から雨も降ってくるので、そういう負荷がかかった時に、どのような化学変化が起きるのか、ビジュアル的には新しい仕掛けになったのではないかと思います。」
と振り返っている。 また、蜷川実花総監督が作る映画の世界観に対して、DAOKOさんは「力がぶつかり合うのがビジュアルでも出てくると良いと思っていたのでメインに考えました。映画の中で出てくる、いくつかの要素をシンボリックに使いたくて、水が降ったり、花びらが降ったり、ネオンが光り輝いたりします。物語にそこまで沿うような形ではないのですが、映画を彷彿とさせるようなビジュアルを作りました。」
とコメント。 MIYAVIさんは「蜷川実花監督の色彩の鮮やかさというのが、映画でも花が咲くような形で表れていたのですが、今回、カナコさんが自分と年齢が近い女の子ということで共感できて、悩める子羊達の背中を押してくれる繊細さを感じました。世界観的には豪快なところもあり力強い部分もありますが、その繊細さがある部分が印象的でした。」
とコメントを寄せた。 また、6月27日(木)からは「千客万来」のMVがストリーミングのみで先行配信されることが決定(外部リンク)。「色彩感覚も含めすごく独特で、“今”の東京感がいつもそこにあるのが、蜷川実花ワールドだと思います。日本人として、観ていて心地良いです。ストーリーも含めて、自分たちができることを音でどのように昇華させていくことできるのか、そこが一番の挑戦だったかと思います。」
いよいよ、映画『Diner ダイナー』公開まで1ヵ月を切っている。
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