こんにちは!KAI-YOUインターン生の鎌田みのりです。
現在大学3年生の私は、昔から音楽が大好きで、小学生時代は習い事のピアノ、中学校では吹奏楽部に所属していました。
高校生の頃から部活でバンドをはじめ、大学生になった今でもオリジナルバンドを組んで活動しています。
私が日本のバンドシーンに興味を持ち始めたのは中学生の頃。「音楽」というくくりで見ると、ロックはとてもかっこよく、バンドは憧れの存在だった記憶があります。
それからというもの、ずっとアンテナを張って日本のロックシーンをみてきたつもりですが、2018年も注目のバンドの活躍がたくさん見られました。
そこで今回は、独断と偏見と、趣味嗜好が多分に入っておりますが、2018年を振り返って、「女子大生の私がおすすめしたいバンド6選」を紹介する企画をやっていこうと思います。
私が愛してやまないロックバンドについての記事ということで、とても気合が入っております。ぜひ最後まで読んでください!
2017年6月から約1年間、ベースボーカルであるさわさん(さわちゃん)の喉の不調のため活動を休止していましたが、2018年7月に復活し、満を持して世に放ったのが「WALKING」をリードトラックにすえたアルバムです。
2012年から活動を開始した3人ですが、当時と比較しても見せ方・聴かせ方・届け方も含めて飛躍が著しいバンドだと思います。
パンクというジャンルの中で彼らの武器となる男女ツインボーカルが、パワーアップしてさらに気持ちよく、まっすぐに届きます。
また、ギターボーカル・ヒライさんが作る楽曲は、2人の声域と男女の声質をうまく捉えたハモリやサビで女声を入れることで盛り上がりを表現するなど、ツインボーカルが非常に映える楽曲ばかり。
アルバム「WALKING」の中では、「I KNOW」でマイナーの暗めの曲調でクールな表情を見せているのに対し、「FEEL GOOD」はさわさんのソロボーカルにスローテンポな曲調によりほのぼのとした雰囲気を見せています。さらに「THIS MOMENT」ではスカのリズムをギターに取り入れています。
聴き手を飽きさせない様々な音楽の表情を見せられるのは、まさに天才としか言いようがありません。
さわちゃんが復帰しての再スタートを、これからもずっと応援していきたいです。
抽象性を残した余韻と奥行きのある曲の雰囲気と、それに乗っかる歌詞の世界観に引き込まれます。共感して切なくなってしまうような恋愛ソングや、昔を思い出す幼少期の歌詞などによって目の前に風景が広がるようです。
まさに「エモい」の一言に尽きるバンドではないでしょうか。
MVを見てもわかるように、楽しいライブ空間を提供し、そして一緒に楽しんでくれるバンドです。
技術面も、他のバンドと比べると頭一つ抜けていると思います。
ギターが1本であることを感じさせない技術と、ギターを弾きながら安定したコーラスを担えることがすごいなと感じました。ドラムが力強く支え、魅力的な声が合わさって聴いていて気持ちいい曲に。
最近のバンドの中では、ひねったメロディーを作るバンドだなあと個人的には感じていて、ジャンルを超えた要素を盛り込んだ、型にはまらない構成・リズムが癖になります。
それでいて、まっすぐに背中を押してくれる歌詞に心を掴まれること間違いなしです。ぜひ他の曲も聴いて、実感してください!
ちなみに、TRUST RECORDSに所属しているバンドは、みんなライブパフォーマンスも曲もバチバチにかっこいいので、おすすめです!
ピンのボーカルに、ギター、ベース、ドラムという構成の4人組。12月21日にはZepp Tokyoにてワンマンライブを行った、今波に乗っているバンドです。
ハルカミライは、何といってもライブが魅力。「アストロビスタ」(外部リンク)や「カントリーロード」など代表曲も多くありますが、今回はそれが一番伝わる「ファイト!!」のMVを選びました。
THE BLUE HEARTSを思い出させるようなまっすぐ届く歌詞とボーカルの動き(笑)。
伝えたい!という気持ちが伝わってきて、心が内側からぐっと、力強いサウンドと声で持ち上げられるような感覚になります。
ぜひライブに足を運んで、この感覚を味わってほしいと思います。
なんとメンバー4人全員が保育・教育系大学の出身なんです。
地元・名古屋での自主企画やフェス出演を経て、東京でのレコ発イベントも成功させてきました。
2018年には、バンド史上初の幼稚園・保育園を回るツアーをしたことも。バンドのライブというものをはじめて見た子供たちが、その楽しさや、心を動かす音楽の力を感じてくれただろうと思うと、このツアーはとても素敵で意味のあるものだったのではないかと心の底から思います。
また、ライブでのやわらかい雰囲気でファンを巻き込めるのも彼らの魅力。
言葉だけでなく、まさに「誰も一人ぼっちにしない音楽」を体現しているバンドであり、来年以降も彼らの音楽で多くの人に寄り添ってくれることでしょう。
メンバーが私と同年代ということもあり、勝手に親近感を持ってずっと応援しています。
余談ですが、上記のMVに登場するドラムの女の子が脱退してしまったのちに加入したうねさんは、実は私の現バンドのベースと地元が同じで、知り合いらしいです。
細めで高い声と曲の疾走感と衝動的なサウンドは、2014年に解散してしまったandymori(アンディモリ)の面影を感じる人もいるかもしれません(外部リンク)。
彼らは、この世代では貴重な本当のロックンロールをしているバンドだと思います。
ポップでキャッチーな展開の中でも、熱くこみあげてくるものをうまく表現しているなあと感じます。渋いライブパフォーマンスも最高です。
以前と比べると、ボーカロイド、アニソン、アイドルなどの文化が深く根付きはじめ、R&Bやヒップホップ、エレクトロニックミュージックなどの勢いも注目されている現在。
残念ながら、いわゆる「バンド」という形態で届けるロックンロールが音楽カルチャーの中で停滞してきたと言われてしまうこともあります。
しかし、今回は紹介できませんでしたが、上で挙げたバンドのほかにも、2018年に活躍したバンドはたくさんあるのです。
さらに、ライブやフェスなどの非日常的体験にお金を使うという選択は、以前よりも若い世代を中心に広まってきていると感じてます。
そんな潮流の中で、ロックバンドは新しいスタイルを取り入れながら、ファンを離さず、そして新しく獲得する工夫が求められているのではないでしょうか。
音楽で食べていくといういばらの道で、力強さ・泥臭さを見せつけ続けるバンドや、新しい可能性を切り開いていくバンドたちはやっぱりかっこいいし、彼らのライブは私たちに生きる力をくれると信じています。
これからもロックシーンに注目していきたいです。
みなさん、来年は誰のライブに行きたいですか?
現在大学3年生の私は、昔から音楽が大好きで、小学生時代は習い事のピアノ、中学校では吹奏楽部に所属していました。
高校生の頃から部活でバンドをはじめ、大学生になった今でもオリジナルバンドを組んで活動しています。
私が日本のバンドシーンに興味を持ち始めたのは中学生の頃。「音楽」というくくりで見ると、ロックはとてもかっこよく、バンドは憧れの存在だった記憶があります。
それからというもの、ずっとアンテナを張って日本のロックシーンをみてきたつもりですが、2018年も注目のバンドの活躍がたくさん見られました。
そこで今回は、独断と偏見と、趣味嗜好が多分に入っておりますが、2018年を振り返って、「女子大生の私がおすすめしたいバンド6選」を紹介する企画をやっていこうと思います。
私が愛してやまないロックバンドについての記事ということで、とても気合が入っております。ぜひ最後まで読んでください!
バンドマン女子大生の私がおすすめしたいバンド6選
LONGMAN
LONGMANは、愛媛発の男女ツインボーカルのメロディックパンクバンド。2017年6月から約1年間、ベースボーカルであるさわさん(さわちゃん)の喉の不調のため活動を休止していましたが、2018年7月に復活し、満を持して世に放ったのが「WALKING」をリードトラックにすえたアルバムです。
2012年から活動を開始した3人ですが、当時と比較しても見せ方・聴かせ方・届け方も含めて飛躍が著しいバンドだと思います。
パンクというジャンルの中で彼らの武器となる男女ツインボーカルが、パワーアップしてさらに気持ちよく、まっすぐに届きます。
また、ギターボーカル・ヒライさんが作る楽曲は、2人の声域と男女の声質をうまく捉えたハモリやサビで女声を入れることで盛り上がりを表現するなど、ツインボーカルが非常に映える楽曲ばかり。
アルバム「WALKING」の中では、「I KNOW」でマイナーの暗めの曲調でクールな表情を見せているのに対し、「FEEL GOOD」はさわさんのソロボーカルにスローテンポな曲調によりほのぼのとした雰囲気を見せています。さらに「THIS MOMENT」ではスカのリズムをギターに取り入れています。
聴き手を飽きさせない様々な音楽の表情を見せられるのは、まさに天才としか言いようがありません。
さわちゃんが復帰しての再スタートを、これからもずっと応援していきたいです。
FOMARE
群馬県の3ピースバンド・FOMARE(フォマレ)。2017年4月に音楽レーベル・small indies tableへ所属してから、ツアーや自主企画を次々に成功させ、2018年12月4日に行った初のワンマンライブはソールドアウトするなど、今急成長を遂げているバンドです。抽象性を残した余韻と奥行きのある曲の雰囲気と、それに乗っかる歌詞の世界観に引き込まれます。共感して切なくなってしまうような恋愛ソングや、昔を思い出す幼少期の歌詞などによって目の前に風景が広がるようです。
まさに「エモい」の一言に尽きるバンドではないでしょうか。
ENTH
続いては、名古屋のレーベル・TRUST RECORDSに所属する、次世代メロディックパンクシーンをけん引していくであろうENTH(エンス)。MVを見てもわかるように、楽しいライブ空間を提供し、そして一緒に楽しんでくれるバンドです。
技術面も、他のバンドと比べると頭一つ抜けていると思います。
ギターが1本であることを感じさせない技術と、ギターを弾きながら安定したコーラスを担えることがすごいなと感じました。ドラムが力強く支え、魅力的な声が合わさって聴いていて気持ちいい曲に。
最近のバンドの中では、ひねったメロディーを作るバンドだなあと個人的には感じていて、ジャンルを超えた要素を盛り込んだ、型にはまらない構成・リズムが癖になります。
それでいて、まっすぐに背中を押してくれる歌詞に心を掴まれること間違いなしです。ぜひ他の曲も聴いて、実感してください!
ちなみに、TRUST RECORDSに所属しているバンドは、みんなライブパフォーマンスも曲もバチバチにかっこいいので、おすすめです!
ハルカミライ
ハルカミライは、THE NINTH APOLLOに所属する八王子のバンド。ピンのボーカルに、ギター、ベース、ドラムという構成の4人組。12月21日にはZepp Tokyoにてワンマンライブを行った、今波に乗っているバンドです。
ハルカミライは、何といってもライブが魅力。「アストロビスタ」(外部リンク)や「カントリーロード」など代表曲も多くありますが、今回はそれが一番伝わる「ファイト!!」のMVを選びました。
THE BLUE HEARTSを思い出させるようなまっすぐ届く歌詞とボーカルの動き(笑)。
伝えたい!という気持ちが伝わってきて、心が内側からぐっと、力強いサウンドと声で持ち上げられるような感覚になります。
ぜひライブに足を運んで、この感覚を味わってほしいと思います。
THE BOY MEETS GIRLS
THE BOY MEETS GIRLSは、「誰も一人ぼっちにしない音楽」をテーマに掲げ、2012年から活動している名古屋のバンド。なんとメンバー4人全員が保育・教育系大学の出身なんです。
地元・名古屋での自主企画やフェス出演を経て、東京でのレコ発イベントも成功させてきました。
2018年には、バンド史上初の幼稚園・保育園を回るツアーをしたことも。バンドのライブというものをはじめて見た子供たちが、その楽しさや、心を動かす音楽の力を感じてくれただろうと思うと、このツアーはとても素敵で意味のあるものだったのではないかと心の底から思います。
また、ライブでのやわらかい雰囲気でファンを巻き込めるのも彼らの魅力。
言葉だけでなく、まさに「誰も一人ぼっちにしない音楽」を体現しているバンドであり、来年以降も彼らの音楽で多くの人に寄り添ってくれることでしょう。
SUNNY CAR WASH
最後は、宇都宮発のスリーピースバンド・SUNNY CAR WASH(サニーカーウォッシュ)。メンバーが私と同年代ということもあり、勝手に親近感を持ってずっと応援しています。
余談ですが、上記のMVに登場するドラムの女の子が脱退してしまったのちに加入したうねさんは、実は私の現バンドのベースと地元が同じで、知り合いらしいです。
細めで高い声と曲の疾走感と衝動的なサウンドは、2014年に解散してしまったandymori(アンディモリ)の面影を感じる人もいるかもしれません(外部リンク)。
彼らは、この世代では貴重な本当のロックンロールをしているバンドだと思います。
ポップでキャッチーな展開の中でも、熱くこみあげてくるものをうまく表現しているなあと感じます。渋いライブパフォーマンスも最高です。
これからのバンドシーンは…?
ここまで、女子大生である私が選ぶ2018年のバンド6選を紹介しましたがいかがだったでしょうか?以前と比べると、ボーカロイド、アニソン、アイドルなどの文化が深く根付きはじめ、R&Bやヒップホップ、エレクトロニックミュージックなどの勢いも注目されている現在。
残念ながら、いわゆる「バンド」という形態で届けるロックンロールが音楽カルチャーの中で停滞してきたと言われてしまうこともあります。
しかし、今回は紹介できませんでしたが、上で挙げたバンドのほかにも、2018年に活躍したバンドはたくさんあるのです。
さらに、ライブやフェスなどの非日常的体験にお金を使うという選択は、以前よりも若い世代を中心に広まってきていると感じてます。
そんな潮流の中で、ロックバンドは新しいスタイルを取り入れながら、ファンを離さず、そして新しく獲得する工夫が求められているのではないでしょうか。
音楽で食べていくといういばらの道で、力強さ・泥臭さを見せつけ続けるバンドや、新しい可能性を切り開いていくバンドたちはやっぱりかっこいいし、彼らのライブは私たちに生きる力をくれると信じています。
これからもロックシーンに注目していきたいです。
みなさん、来年は誰のライブに行きたいですか?
日本のバンドってかっこいいんです
この記事どう思う?
0件のコメント