多方面から注目を集める、『告白』で知られる鬼才・中島哲也さんの最新作『渇き。』の完成披露試写会が、6月9日(月)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催された。
主演の役所広司さんをはじめとする豪華キャスト陣と監督が登壇し、映画について語った。
その過激なストーリーから映像化不可能と言われた原作を、中島哲也さんによって“劇薬エンタテインメント”に仕上げられたのが、映画『渇き。』だ。
この日登壇したのは、父親・藤島昭和役を演じる役所広司さん、その娘・加奈子役の小松菜奈さんに、共演の橋本愛さん、中谷美紀さん、オダギリジョーさん、國村隼さん、清水尋也さん、そして監督の中島哲也さん。 舞台挨拶では、各登壇者の前にそれぞれが演じた役柄を二文字で表したパネルが用意されていた。 「狂犬」と書かれたパネルの前に立った役所広司さんは、パネルについて「確かに冒頭からよく吠えていた」と振り返り、「クランクインする前に貰えたらもっと良い演技ができたかも」とパネルが藤島昭和役をピタリ表していることを強調した。 失踪した女子高生・加奈子を演じた小松さんは、パネル「天使?」について「確かに天使なのか悪魔なのかわからない役。人を惹きつける不思議な力を持っている。でもどちらかというと悪魔かな……?」と謎の役どころを分析。中島監督は業界内で怖いことで知られているそうだが、「最初は緊張していたけど、クマみたいに優しいところのある人」と中島監督を評した。 監督は、これから見る人へ「ヘビーな内容の話だけど、絶対映画化しようと思っていた作品です。お金を払って見てくれる人はいないと思ったので、自主映画としてつくろうと思ったぐらいです。」と思い入れを語った。
映画『渇き。』は6月27日公開。6/27(金)から7/4(金)の期間であれば、学生は1000円で見ることができる期間限定早割も実施される。
主演の役所広司さんをはじめとする豪華キャスト陣と監督が登壇し、映画について語った。
鬼才・中島哲也による劇薬エンタテインメント
映画『渇き。』の原作となったのは、第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した『果てしなき渇き』。作家・深町秋生さんのデビュー作となる推理小説で、失踪した娘を捜していくうちに、想像もしなかった事態に巻き込まれていく元刑事の父親の姿を描いた。その過激なストーリーから映像化不可能と言われた原作を、中島哲也さんによって“劇薬エンタテインメント”に仕上げられたのが、映画『渇き。』だ。
この日登壇したのは、父親・藤島昭和役を演じる役所広司さん、その娘・加奈子役の小松菜奈さんに、共演の橋本愛さん、中谷美紀さん、オダギリジョーさん、國村隼さん、清水尋也さん、そして監督の中島哲也さん。 舞台挨拶では、各登壇者の前にそれぞれが演じた役柄を二文字で表したパネルが用意されていた。 「狂犬」と書かれたパネルの前に立った役所広司さんは、パネルについて「確かに冒頭からよく吠えていた」と振り返り、「クランクインする前に貰えたらもっと良い演技ができたかも」とパネルが藤島昭和役をピタリ表していることを強調した。 失踪した女子高生・加奈子を演じた小松さんは、パネル「天使?」について「確かに天使なのか悪魔なのかわからない役。人を惹きつける不思議な力を持っている。でもどちらかというと悪魔かな……?」と謎の役どころを分析。中島監督は業界内で怖いことで知られているそうだが、「最初は緊張していたけど、クマみたいに優しいところのある人」と中島監督を評した。 監督は、これから見る人へ「ヘビーな内容の話だけど、絶対映画化しようと思っていた作品です。お金を払って見てくれる人はいないと思ったので、自主映画としてつくろうと思ったぐらいです。」と思い入れを語った。
映画『渇き。』は6月27日公開。6/27(金)から7/4(金)の期間であれば、学生は1000円で見ることができる期間限定早割も実施される。
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