安室奈美恵とSMAP 草なぎ、稲垣、香取が選んだ「引退前に聴きたい曲」

安室奈美恵とSMAP 草なぎ、稲垣、香取が選んだ「引退前に聴きたい曲」
安室奈美恵とSMAP 草なぎ、稲垣、香取が選んだ「引退前に聴きたい曲」

安室奈美恵さん

POPなポイントを3行で

  • 安室奈美恵が引退、草なぎ剛MCの特番がAbemaTVで放送
  • SMAPの3人が選ぶ、最後に聴きたい安室奈美恵の曲とは?
  • 25周年に大きな転機を迎えた両者ならではの共通点も
歌手・安室奈美恵さんが9月16日をもって25年にわたるアーティスト活動を終了、芸能界を引退した。

公式サイトには安室さんからの最後のメッセージが掲載され、合わせて関連サービスの終了がアナウンスされている。

AbemaTVでは草なぎ剛が司会の特別番組を放送

「安室奈美恵 最初で最後のMV総選挙 MEMORIAL MOVIE BEST50」/(C)AbemaTV

16日にはTVやラジオなど各メディアで関連番組や特番が放送され、AbemaTVでは「安室奈美恵 最初で最後のMV総選挙 MEMORIAL MOVIE BEST50」を16日16時から、「日本全国のファンの声で安室奈美恵伝説のライブ映像が復活 WE♡NAMIE FINAL アンコールLIVE」を同日21時から配信。

草なぎ剛さんが司会をつとめた後者では、安室さんのライブ映像のリクエストをTwitterやInstagramなど各種SNSで募集。 放送前には草なぎさん、放送中には稲垣吾郎さん、香取慎吾さんからも、引退を控えた最後の日に聴きたい曲が寄せられた。

SMAPと安室さん。偶然にもデビューから25周年という節目に大きな転機が訪れ、SMAPは波紋を呼んだ解散を経てソロでの活動にシフト、安室さんは引退を決断した。

同じ時代に国民的トップアイドルとして、安室さんとともにJ-POPを牽引してきた3人が選んだ楽曲を振り返りたい。

草なぎ剛が聴きたいのは「Baby Don't Cry」

草なぎさんが選んだのは、安室さんとして通算32枚目のシングル「Baby Don't Cry」。前述の「安室奈美恵 最初で最後のMV総選挙 MEMORIAL MOVIE BEST50」では1位に輝いている(外部リンク)。
【FULL】Baby Don't Cry / 安室奈美恵 (Amuro Namie)
前に進むポジティブな応援メッセージが印象的な、せつなくも輝いたミディアムポップナンバーは、2007年に放送されたドラマ『ヒミツの花園』の主題歌。

同年12月にSMAPは41枚目のシングル「弾丸ファイター」をリリース。奇しくもテレビ朝日のスポーツ中継の主題歌であり、「応援」という共通のテーマの曲を同じ年に出していた背景には、第一線で活躍するがゆえの共時性があったのかもしれない(「Baby Don't Cry」は1月発売のため間隔的にはほぼ1年空いているが)。

余談だがSMAPにも「Don't Cry Baby」という曲がある(1stアルバム他に収録)。

稲垣吾郎「“a walk in the park”が好きだな」

稲垣さんが番組を観ながらリクエストしたのは8枚目のシングル「a walk in the park」。小室哲哉さんのプロデュースのもと制作され、安室さんが出演したCMのイメージソングだ。
「a walk in the park」TV-CM / 安室奈美恵 (Namie Amuro)
累計出荷枚数は110万枚、自身通算5作目のミリオンを記録したポップナンバーが発売された1996年は、SMAPにとって大きな転機となった年。

アイドルとしては珍しいバラエティ要素とショー要素を融合した番組「SMAP×SMAP」が放送開始する一方で、森且行さんがオートレーサーに転向するために芸能界を引退。

困難に向き合いながらも飛躍していったSMAPの活動の中で、いまとなっては「a walk in the park」に背中を押されたことがあったのでは? と考えてしまう(強引だが)。

香取慎吾が感謝とともに選んだ「NEVER END」

最後は個展のためにパリにいるという香取さんが、「ありがとう安室ちゃん!」というメッセージとともにリクエストした「NEVER END」。
「NEVER END」TV-CM / 安室奈美恵 (Namie Amuro)
リリースされた2000年に開催された九州・沖縄サミットのイメージソングとして露出の機会も多く、聞き覚えのある人も多いはず。

安室さんはこの曲で自身6度目となる「NHK紅白歌合戦」に出場。20世紀最後となる紅白での対戦相手はSMAP、楽曲はグループとして2度目のミリオンヒットナンバー「らいおんハート」だった(外部リンク)。

10度目の出場となっていたSMAPだが、当時の香取さんの印象に残っていたとしても不思議ではないだろう。

両者はその後もJ-POPをリードし続け、25年の節目に一方は舞台を変え、一方は舞台を降りた。安室さんの引退には当然寂しさが伴うが、それでも最後は本人の決断を尊重し、これまでの活躍をねぎらい、感謝とともに次へと送り出したい。SMAPのときがそうであったように。

転機を経ても活動を継続していく人たち

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