毎年夏に必ずアルバムを発売するバンド・神聖かまってちゃんが、10周年を迎えた2018年の夏、本日7月4日(水)に発売したアルバムが『ツン×デレ』だ。
それが毎年予感もなく繰り返し当たり前にやってくる夏の情景とリンクして、とてもリアルで切ない。
何かドラマチックなことが歌の中で起こるわけじゃない、ただリアルな33才の毎日の心情が吐き出されるメッセージソングとなっている。神聖かまってちゃん「33才の夏休み」MusicVideo
「33才の夏休み」のMVでは、この10年間のかまってちゃんのライヴ映像を欠かさず記録・撮影してきた竹内道宏が初めてMVも監督。
10周年のアニバーサリーに相応しい彼にしか撮れないメンバーの臨場感溢れる演奏シーンが、ファンとして見たかった映像として上手くMVのストーリーとリンクしている。
10周年の神聖かまってちゃんを通して、10年経ったことが見えてくるアルバム。
アルバムの歌詞の中には 「モナコイン」「低評価をただクリック」「週末は配信をやって」 というキーワードも散りばめられており、ツイキャスやYouTubeを30度越えの夏の中ダラダラ見ている毎日を、2018年の夏を“思い出させて”くれる 。
この感覚は、神聖かまってちゃんの音楽でしか実現できないと私は思う。
10年経つなんて思っていなかった。
「カンカンと枯れて」
の子が33才になると思わなかった!
「カンカンと枯れて」
自分が30才になるなんて思わなかった。
そんな風に「マジか!」を繰り返しながら、日常が嫌になっても ”サンサン太陽” が輝く平成最期の夏があっけなくやって来た。
ほぼ全編に渡って”夏” を歌い、疾走感を感じさせる演奏と、饒舌なボーカル、毎年繰り返してきた何もない夏を噛みしめるような歌詞は切ないのに明るいメロディーで、なぜか希望があって泣ける。
平成最期の夏を噛みしめるにはピッタリの、夏の名盤。
『ツン×デレ』よ! 売れろ!!!!!
今一度、高らかに! 夏の日差しに手を伸ばして!!!
あれから10年たった「33才の夏休み」の切なさ
神聖かまってちゃんの代表曲「22才の夏休み」「23才の夏休み」から始まった夏休みシリーズから10年が経ち、ボーカル・の子が33才になった新曲「33才の夏休み」が『ツン×デレ』に収録されている。 そこには、夏休みシリーズに使われているお馴染みのイントロが10年経っても色褪せない疾走感を溢れさせながらリフレインしているのに、歌詞では「33才さ 人生にただ疲れている」と歌う彼の姿がある。それが毎年予感もなく繰り返し当たり前にやってくる夏の情景とリンクして、とてもリアルで切ない。
何かドラマチックなことが歌の中で起こるわけじゃない、ただリアルな33才の毎日の心情が吐き出されるメッセージソングとなっている。
10周年のアニバーサリーに相応しい彼にしか撮れないメンバーの臨場感溢れる演奏シーンが、ファンとして見たかった映像として上手くMVのストーリーとリンクしている。
10周年の神聖かまってちゃんを通して、10年経ったことが見えてくるアルバム。
アルバムの歌詞の中には 「モナコイン」「低評価をただクリック」「週末は配信をやって」 というキーワードも散りばめられており、ツイキャスやYouTubeを30度越えの夏の中ダラダラ見ている毎日を、2018年の夏を“思い出させて”くれる 。
この感覚は、神聖かまってちゃんの音楽でしか実現できないと私は思う。
10年経つなんて思っていなかった。
「カンカンと枯れて」
の子が33才になると思わなかった!
「カンカンと枯れて」
自分が30才になるなんて思わなかった。
そんな風に「マジか!」を繰り返しながら、日常が嫌になっても ”サンサン太陽” が輝く平成最期の夏があっけなくやって来た。
ほぼ全編に渡って”夏” を歌い、疾走感を感じさせる演奏と、饒舌なボーカル、毎年繰り返してきた何もない夏を噛みしめるような歌詞は切ないのに明るいメロディーで、なぜか希望があって泣ける。
平成最期の夏を噛みしめるにはピッタリの、夏の名盤。
『ツン×デレ』よ! 売れろ!!!!!
今一度、高らかに! 夏の日差しに手を伸ばして!!!
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連載
2019年4月の新元号発表を控え、「平成」という時代が終幕を迎える。 つまり、2018年の夏が、私たちに与えられた平成最後の夏ということだ。 この夏を最高の夏にするために、KAI-YOU.netは全力を尽くす。
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