イラストレーター・きあとさんによるキャラクタービジュアルを前面に押し出し、エモーショナルかつ"ゆめかわ"な作品に仕上がっている。
なお今回はYunomiさん、きあとさん。さらにMVで監督をつとめたUKYO Inabaさんからの独占コメントも届いている。
Yunomiとは?
Yunomiさんは、札幌出身、東京在住のトラックメイカー。ベースミュージックを基盤にしながらも、和のテイストを大胆に取り入れたサンプリングや音階を使用したポップな楽曲が魅力だ。
2015年、ネットレーベル・Maltine RecordsからリリースされたAiobahnさんとの合作『枕元にゴースト』が話題に。2016年10月には、ヴィレッジヴァンガードミュージックの第1弾アーティストとして、守崎二花(nicamoq)さんをフィーチャリングに迎えた初のCD『ゆのみっくにお茶して EP』を発売している。
また、アイドル・ハッピーくるくるへの楽曲提供や、声優・花澤香菜さんによるキャラクターソング「恋愛サーキュレーション」の公式リミックスなど、アーティストたちへの楽曲提供は多岐にわたっている。
初のアルバム『ゆのもきゅ』からMV公開
そんなYunomiさんが、8月末、女性トラックメイカー/シンガーのYUC’eさんとともにレーベル「未来茶レコード」を設立。 10月18日(水)には、Yunomiさんは『ゆのもきゅ』、YUC’eさんは『Future Cαke』と、それぞれにとって初のフルアルバムを同時発売することが決定している。冒頭でMVを紹介した「ロボティックガール」は、『ゆのもきゅ』にも収録されるかねてからの人気曲だ。
映像に登場するのはアルバムジャケットや、これまでもYunomiさんの楽曲で数多くイラストを提供してきた「きあと」さんによるロボットの少女。
90年代のギャルゲーや往年の横スクロールアクションのようなカットも取りこみながら、宇宙空間を漂う少女を描く、切なくもキュートな作品となっている。
なお、クリエイティブ・ディレクターはアマナ異次元の篠田利隆さん、監督はUKYO Inabaさんがつとめている。
Yunomiら制作陣から独占コメント!
ボーカルのnicamoqさんとお会いしたのは、かれこれ5〜6年ほど前になるんですが、実はこのロボティックガールはその頃に作曲したものです。
当時はYunomiという名前すらなく、僕も作曲を始めたばかりだったので、仮で録音までしてみたんですが思うようにいかず、お蔵入りになってしまいました。
その後2014年にもう一度リアレンジしましたが、これも納得いく仕上がりにならず。で、結局僕が上京して音楽に専念しようと決めた2016年に改めて作り直したのがこのバージョンです。何かが吹っ切れたようにすんなりと完成したのを覚えています。
そういった数年越しの迷いや葛藤みたいなものがたくさん含まれた思い入れのある曲なので、こうしてMVを完成することができてとても嬉しく思っています。
きっと当時の僕に教えたらさぞかし驚くことでしょう。 Yunomiさんコメント
2016年のリリースから、みなさんの協力のおかげでMVが出来ました。とってもうれしいです! 曲自体は数年前からデモがありそちらも好きでしたが、Yunomiさんから送って頂いたFIX音源でガツンとクオリティが上がっていて感動したのを覚えています。
アニメーションMVなので、きあとの絵がアニメになったらこんな感じかな?と想像しながら描いてみました。最初のsoundcloud用のアートワークで初めてドット絵を打ったように今回も私なりに新しい表現に挑戦する気持ちで、キャラデザもこのためにブラッシュアップしました。
ロボットみたいに傷つかない心でいられたらいいのにって思うこと、みんなもあると思います。
このMVを通して、この曲がもっといろんな人に届きますように! きあとさんコメント
ロボティックガールは、MVの話をいただく前から好きな曲でよく聞いていました。この曲の監督をできて、作業中は本当に楽しかったです!
MVの中身はゆめかわをテーマに。暗いシーンにも明るいシーンにもそういう色使いを入れつつ、クールにもキュートにも見える映像づくりを心がけてます。
作画のエフェクトアニメも書いているので、そのあたりもぜひ注目してもらえると嬉しいです(・ω<) テヘペロ 監督・UKYO Inabaコメント
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