原作コミックを士郎正宗さんが描き、アニメスタジオ・Production I.Gによるアニメーション化が多くの話題を呼び、日本が世界に誇るSF作品ともいえる「攻殻機動隊」シリーズ。1989年に『攻殻機動隊』がヤングマガジン海賊版(講談社刊)にて漫画連載を開始した時点から、25周年を迎えることとなった。
そんな25周年を記念し、特設サイトが公開されたほか、様々な展開が発表されて話題となっている。
本プロジェクトでは、本広さん率いる若手の映像クリエイターが、攻殻機動隊をモチーフにした独自のショートムービーを発表。3月28日(金)にはTOHOシネマズ日本橋にて、5作品が一挙に初公開されることとなっている。
本広さんとアニメの接近は、同じくProduction I.G作品でもあり、総監督をつとめた『PSYCHO-PASS』以来となる。『PSYCHO-PASS』にて描かれたテクノロジーによる管理社会を舞台とした硬派な人間ドラマは、随所に「攻殻機動隊」シリーズからの影響を見てとれるものに仕上がっている。
その複雑な画面構成や、思弁的/哲学的なテーマ、細部にこだわりきったSF設定など、難書としても知られる本作品だが、「攻殻機動隊」の原点ということで、いまだに熱い支持を受け続けている。
原作者の士郎正宗さんは今回の25周年企画に際して、下記のようにコメントを発表。様々な媒体で愛され続けている作品とその関係者と読者に感謝の意を綴っている。
そんな25周年を記念し、特設サイトが公開されたほか、様々な展開が発表されて話題となっている。
「踊る大捜査線」シリーズの本広監督がプロジェクトプロデューサーに!
まず目玉となるのは、刑事ドラマ・映画として絶大な指示を集めた「踊る大捜査線」シリーズの監督として知られる本広克行さんがプロジェクトプロデューサーに抜擢されている「攻殻機動隊ARISE border:less project」だ。本プロジェクトでは、本広さん率いる若手の映像クリエイターが、攻殻機動隊をモチーフにした独自のショートムービーを発表。3月28日(金)にはTOHOシネマズ日本橋にて、5作品が一挙に初公開されることとなっている。
本広さんとアニメの接近は、同じくProduction I.G作品でもあり、総監督をつとめた『PSYCHO-PASS』以来となる。『PSYCHO-PASS』にて描かれたテクノロジーによる管理社会を舞台とした硬派な人間ドラマは、随所に「攻殻機動隊」シリーズからの影響を見てとれるものに仕上がっている。
原作『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』の電子化
さらに、漫画ファンだけでなくSFファンからも高い評価を受ける原作『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』がついに電子書籍化される。その複雑な画面構成や、思弁的/哲学的なテーマ、細部にこだわりきったSF設定など、難書としても知られる本作品だが、「攻殻機動隊」の原点ということで、いまだに熱い支持を受け続けている。
原作者の士郎正宗さんは今回の25周年企画に際して、下記のようにコメントを発表。様々な媒体で愛され続けている作品とその関係者と読者に感謝の意を綴っている。
劇場やBlu-ray&DVDで展開しているシリーズ最新作『攻殻機動隊ARISE』も好調だ。その他、様々なプロジェクトが同時進行しつつ、随時発表されていく予定となっている。詳細は特設サイトをチェックしてみよう。これまで「攻殻機動隊」を育てて下さった関係者&読者諸氏の皆様、いつも感謝しております、有り難うございます。よくこんな「読みづらいマイナー系の非文芸型マンガ」が25年も生き続けられたなと、ひとえに出版社をはじめアニメやゲームや映画やコミカライズ関係者の努力の賜物であろうと思っております。連載継続していたわけではないから25周年というのも少し変な感じですがまあ一つの節目という事でご容赦を(笑)。 士郎正宗
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