「西洋名画の美少年カタログ」や美術史学者・池上英洋さんによる「深読み美少年美術」といった特集を掲載。Amazonでは予約を開始しており、価格は1,440円(税込)となっている。
約2500年にも及ぶ「美少年西洋美術史」を紹介
『芸術新潮』は1950年に創刊された新潮社の月刊誌。美術評論から展覧会や作家の特集など、古今東西の美術/芸術を取り扱っている。今回の「永遠の美少年」では、美術書や教科書ではほとんど触れられる機会のない「美少年画」を大特集。古代ギリシャから現代まで、約2500年にも及ぶ「美少年西洋美術史」が紹介される。
先述以外にも文学、映画、漫画をなどを彩ってきた美少年の歴史が紐解かれ、さらに80年代以降に増加した美少年写真の現在の動向を探る企画も。TRMN@yorotinnko の写真を初めて見た時の衝撃❗️ 時代を変える新世代が登場したのを感じました! 芸術新潮1月号特集「永遠の美少年」写真編に、TRMNの作品を究極の美少年写真の姿として、近未来の美少年写真として、載せました。是非見て下さい。この号は予約をお勧めします。 pic.twitter.com/YfbivjT4cR
— 宮本和英 (@kazmiyamoto) 2016年12月15日
ファッション雑誌『ニコラ』や女優/アイドルのグラビアを掲載する写真集「月刊」シリーズの仕掛け人である編集者・宮本和英さんによる「美少年写真は、何処へ向かう?」が掲載される。
インターネット上では発売前からすでに美少年好きやBL好きの間でにわかに話題になっているようだ。
刊行記念のトークショーも開催
同誌の刊行を記念し、2017年1月12日(木)19時より、トークイベント「『美少年』で読み解く、西洋美術の歴史」が、東京・新宿のla kagu(ラカグ)2階レクチャースペースsokoにて開催される。【永遠の美少年とは…】美少年の歴史を紐解いた芸術新潮1月号の刊行を記念し、解説を担当された池上英洋先生が、美術における美少年の歴史や背景を、作品を紹介しながらわかりやすくレクチャーします!“永遠の美少年”とはなんぞや…?お見逃しなく!https://t.co/rPcyu05Qdq pic.twitter.com/JBZ8sVTUXs
— ラカグ soko (@lakagu_soko) 2016年12月16日
特集で解説を担当した池上英洋さんが、美術における美少年の歴史や背景を多数の作品を紹介しながらレクチャー。
芸術新潮1月号(12月25日発売)では、美術を中心に、映画、写真、小説などに描かれた美少年の歴史を紐解きます。この刊行を記念して、特集内でも解説を担当された池上英洋先生が、美術における美少年の歴史や背景を、多数の作品を紹介しながら、わかりやすくレクチャーします。
「一般の美術書や教科書では触れられていなくとも、それは歴然とした一分野として確立されている」(池上先生)という美少年画に登場する少年たちにムズキュンしつつ、そこにあらわれる寓意や価値観など作品の見方も学べる、楽しい美術講座です。「美少年」を堪能したい方、知りたい方、なりたい方……お見逃しなく!
チケットは「パスマーケット」にて販売中で、価格は2,000円(税込)となっている。
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イベント情報
「美少年」で読み解く、西洋美術の歴史
- 日時
- 2017年1月12日(木)19:00~2017年1月12日(木)20:30
- 受付
- 18:30~
- 会場
- la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
- チケット
- (自由席)2,000円
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