同作のアニメーション制作は「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズや『planetarian』などを手掛けるdavid production。監督は「のんのんびより」シリーズや『田中くんはいつもけだるげ』などの川面真也さん。
また、シリーズ構成は『ef - a tale of memories』などの高山カツヒコさん。キャラクターデザインには『バクマン。』『食戟のソーマ』の下谷智之さんが担当する。
河野裕さんの処女作
「サクラダリセット」は、第8回大学読書人大賞を受賞した『いなくなれ、群青』の著者として知られる河野裕さんによる、全7巻に渡る処女作。能力者の集まった街「咲良田(さくらだ)」を舞台に、キャラクターたちが織り成す青春SFラブストーリーが描かれている。
2017年春には実写映画化もされ、前後編2部作での上映も決まっている期待の作品だ。
テレビアニメ企画が進行中であることは実写映画化の発表時点で告知されていたが、改めて詳細が明らかになった。
なお、原作者・河野裕さんはアニメ化についてコメントを寄せている。
本作は意外と複雑な物語で、映像化するにはなんらかの割り切りが必要だろうと思っておりました。
そこでアニメの打ち合わせの場で「異能力サスペンス的な部分をメインにしますか? 高校生が少し哲学的な話をしている雰囲気の部分をメインにしますか?」と質問させていただきました。どちらかに絞らないと成立しないのではないか?という思いがあったからです。
そこで川面監督から頂いたお答えは、「私が作ると、なんであれ雰囲気は壊れない」というものでした。原作者としては、こんなにも心強いお言葉はありません。私はそれから全面的に川面監督を信頼して、脚本も読ませていただきました。放送が心から楽しみです。
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