このフェスは月刊音楽誌『MUSICA』を発行している鹿野淳さんが手掛けているもので、2014年から開催しています。
今まではGW中である5月3日から5月5日の3日間で行われていましたが、今年はさいたまスーパーアリーナの改装工事のため、5月下旬に移動。2日間だと惜しいということで、開場/開演時間を早めたり、両日の出演アーティストを増やしたり、前日である27日には前夜祭を行ったりと様々な工夫がなされました。
今回、フェスの最終日である29日にKAI-YOUのCEO・よねさんとプランナー・かよちゃん、そして埼玉県民代表で女子大生の私・しばたゃんの3人で暴れ倒してみました!
ビバラならではのコンテンツ盛りだくさん!
会場外のフリーエリア・VIVA LA GARDENには埼玉とコラボしたグルメ街やアーティストとコラボしたフェス飯、ゆるキャラが大集合するショーなどビバラならではのコンテンツが盛りだくさん。 家族連れで来る方も多く、子供用の段ボール迷路や、シャボン玉装置で楽しむ子供の姿も見られました。 音楽にまつわる作品を展示、販売する「オトミセ」では、アクセサリーや洋服、音源などの様々な作品を販売。 こちらは小書会の港谷康史さんの作品。時間に応じて出演するアーティストさんのイラストを2日間ずっと描いていました。いよいよ開演!オープニングは人気若手バンド
ここからはよねさんとかよちゃんさんを振り回してでも見たかった筆者チョイスのアーティストを紹介させていただきます。テレビなどのメディアで今年流行すると紹介されたり、4月に彼ら主催の野外フェスティバル「YON FES 2016」を開催したりと勢力を上げ続けているバンド。
ハイトーンボイスとキャッチーなメロディーで若い女性を中心に人気が高いです。 最初の楽曲「Remember」からダイバーが続出したり、ライブ定番曲の「monolith」では大きなサークルができたりとフロアは盛り上がりは急上昇。
MCではベースボーカル・GENさんがファンの多さに「すじこみたい」といじったり、ステージの装飾である巨大な人型のバルーンを「コナンの犯人」と言ったりと観客を笑わせるシーンも。
6月1日に発売された作品『AIM』の中から楽曲「climb」も披露され、最後には「もっとかっこよくなって帰ってきます」と口にして「swin」で締めくくりました。
見てて笑顔になれる若さ溢れるライブでした。これから始まるリリースツアーに期待です。
1.Remember
2.monolith
3.fiction
4.Chicken race
5.letter
6.medley
7.nem…
8.midnight cruising
9.climb
10.swim
初のヘヴィメタル参戦!
続いてはハードコアやメタルコアを取り入れた5ピースバンド・Crystal Lake。ビバラでははじめてのジャンルということで、どんなフロアになるのか楽しみに見に行ってきました。 CAVE STAGEに入ると汗が出てくるくらいの熱気。大きなサークルの中では左回りが起こったり、ブレイクダウンではハーコーモッシュが起こったりと激しさを増していくフロア。
海外バンド・Limp Bizkitのカバー曲であるRollin’ではファン全体が体を揺らし、最後のDreamcatcherではスマホの光でフロアを包み、短いライブ終えました。
初登場とは思えない貫禄と圧倒的な迫力を感じるLIVEでした。今後さらにヘヴィメタルのかっこよさをたくさんの人に拡めてほしいと思います!
1.Prometheus
2.Matrix
3.Mercury
4.Ups&Downs
5.Rollin’
6.Dreamcatcher
勢いが止まらないレゲエパンクバンド
次は神奈川出身の4ピースレゲエパンクバンド・SiM。今回面白かったのは、ライブ終盤になると別のステージに移動しようとする観客の様子について、MCで「今からKiLLiNG MEやるから」とボーカルのMAHさんが言うと盛り上がるファンたち。
そんな最高潮のなか中曲が始まったところでまさかのギターのトラブル! 一旦演奏が止まってしまうことに。しかし動揺もなく、1番のサビ後から演奏をはじめた彼ら。トラブルにうまく対応し、さらに盛り上がる演奏をするというバンドの力量を感じました。
筆者は久しぶりに見たのですが、さらにパワーアップしてたのではないかなと思います!
1.Blah Blah Blah
2.Faster Than The Clock
3.MAKE ME DEAD!
4.THE KiNG
5.GUNSHOTS
6.Amy
7.I DUB U
8.Life is Beautiful
9.CROWS
10.KiLLiNG ME
11.f.a.i.t.h
様々な世代から愛されているバンド
最後は10-FEETを観ることに!1997年に結成された3人ピースバンドで、メロコアという括りにとらわれず、様々なサウンドを取り入れ、ファンを増やし続けています。
ライブパフォーマンスがとても魅力的でファンを楽しませたり、笑わせたり、感動させたりと1度でたくさんの気持ちを味わえます。
7月20日(水)にはなんと4年ぶりのオリジナル音源『アンテナラスト』が発売することも決まっており、ファンから期待の声が上がっています。 最初の楽曲「VIBES BY VIBES」が終わると「ありがとうございましたー!」とギターボーカル・TAKUMAさんがライブをいきなり締めたかと思うと「アンコール始めまーす」と2曲目に「STONE COLD BREAK」をスタート。
10-FEETのライブはスタンドから筆者たちは見ていましたが、アリーナでは入場規制が起こるほどの人の多さ。前方後方左右にそれぞれサークル、前方では飛び交うダイバーとカオスな光景でした。スタンドでも立ってライブを見てる人が多く、ファンが揃ってジャンプするとフロアが揺れるほど熱いライブでした。
MCでは「諦めの悪い奴になれ、絶対無駄にはならへん」と熱いTAKUMAさんの言葉があり、フロアの一体感もさらに増しました。
最後の「CHERRY BLOSSOM」では各々が持っているタオルがたくさん高く上げられ、あっという間のライブが終わりました。
やはり長く活動してるだけあっていろんな世代のライブキッズがフロアで暴れまわっていまいた。このライブパフォーマンスを体験したら、心が掴まれてしまいます!
1.VIBES BY VIBES
2.STONE COLD BREAK
3.RIVER
4.super stomper
5.2%
6.1sec.
7.その向こうへ
8.風
9.goes on
10.CHERRY BLOSSOM
ちょっとしたハプニングも!?
VIVA!STAGEで行われたTOTALFATのライブ。リハーサルの時にライブキッズに混ざり、前に突っ込んだよねさん。リハーサルが終わって戻ると眼鏡を落としたことに気付きました(その間約30秒)。焦って探しましたが見つからず…。やや諦めモードでインフォメーションに行くとなんとよねさんの眼鏡が!!落とし物がすぐに届くことに驚きとありがたさを感じました。
その後にかよちゃんさんはスマホ、終盤にはまたしてもよねさんが一眼レフをなくすトラブルもありましたが、全て見つかりました。よかった。というよりか、みなさんなくしすぎな気がする…。
あっという間の1日でした
その他にも回ったり、食べたり、休憩したりして、あっという間に1日が終わりました。さまざまなジャンルの音楽に触れることのできる楽しいフェスでした。VIVA LA GARDENで楽しむ家族の姿を見て埼玉のアットホーム感がとても感じられました。高校生の時に埼玉で大きなフェスをやらならないかなと考えていた私にとっては念願のビバラでした!
来年からビバラは例年通り5月3日(水)4日(木)5日(金)に開催する予定となっております。翌日に行われるスガシカオデビュー20周年イベントとのコラボも決定しており、ますますパワーアップする模様。来年はどんなアーティストが出演するのか楽しみです。
執筆者:しばたゃん
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イベント情報
VIVA LA ROCK 2016(終了済みイベント)
- 開催日
- 2016年5月28日(土)、29日(日)
- 開催場所
- さいたまスーパーアリーナ
- 開催時間
- 開場/8:30 開演/10:00 終演/21:00
- 主催
- FACT、DISK GARAGE
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