劇場アニメ『耳をすませば』をはじめ数多くのスタジオジブリ作品を手がけたアニメーター・近藤喜文さんの展覧会が、4月27日(水)から5月9日(月)にかけて大阪・阪急うめだ本店の9階ギャラリーにて開催される。
『火垂るの墓』『魔女の宅急便』『紅の豚』『もののけ姫』などの原画や、監督をつとめた『耳をすませば』の絵コンテやアニメーション原画、イメージボード、スケッチなど約500点が展示される。
そして、1995年に公開された『耳をすませば』で映画監督デビューを果たすも、1998年に47歳の若さで逝去。
メリハリのあるアクションから細やかな生活シーンまで描く高い技術と、妥協を許さない仕事に対する姿勢は、多くのアニメーターに影響を与えた。 宮﨑さんや高畑さんとはスタジオジブリ設立前から交流があり、高畑さんが演出を手がけたTVアニメ『赤毛のアン』(1979年)では、キャラクターデザイン・作画監督を担当。
高畑さんの要求に応えながら、キャラクターたちの細かな動きや表情を丁寧に描いたデザイン画や原画は、どれも見応えのあるものとなっている。
同じくキャラクターデザインと作画監督をつとめた『火垂るの墓』(1988年)や『おもひでぽろぽろ』(1991年)は、表情の考察と試行錯誤を繰り返した、リアリティあふれるキャラクター表現にも注目。
そのほか、近藤さんが監督をつとめ、惜しくも公開には至らなかった日米合作フルアニメーション『リトル・ニモ』(1984年)の動画などの貴重な資料も展示される。 会場では、ポストカードやクリアファイルなどの会場限定グッズのほか、「三鷹の森ジブリ美術館」限定グッズも特別販売される。
※記事初出時より、一部画像の取り下げを行いました。
『火垂るの墓』『魔女の宅急便』『紅の豚』『もののけ姫』などの原画や、監督をつとめた『耳をすませば』の絵コンテやアニメーション原画、イメージボード、スケッチなど約500点が展示される。
スタジオジブリの名アニメーター・近藤喜文
近藤喜文さんは、1987年にスタジオジブリに入社。『魔女の宅急便』『紅の豚』『平成狸合戦ぽんぽこ』などの作品で活躍し、監督・宮﨑駿さんと高畑勲さんから厚い信頼を寄せられていた。そして、1995年に公開された『耳をすませば』で映画監督デビューを果たすも、1998年に47歳の若さで逝去。
メリハリのあるアクションから細やかな生活シーンまで描く高い技術と、妥協を許さない仕事に対する姿勢は、多くのアニメーターに影響を与えた。 宮﨑さんや高畑さんとはスタジオジブリ設立前から交流があり、高畑さんが演出を手がけたTVアニメ『赤毛のアン』(1979年)では、キャラクターデザイン・作画監督を担当。
高畑さんの要求に応えながら、キャラクターたちの細かな動きや表情を丁寧に描いたデザイン画や原画は、どれも見応えのあるものとなっている。
同じくキャラクターデザインと作画監督をつとめた『火垂るの墓』(1988年)や『おもひでぽろぽろ』(1991年)は、表情の考察と試行錯誤を繰り返した、リアリティあふれるキャラクター表現にも注目。
そのほか、近藤さんが監督をつとめ、惜しくも公開には至らなかった日米合作フルアニメーション『リトル・ニモ』(1984年)の動画などの貴重な資料も展示される。 会場では、ポストカードやクリアファイルなどの会場限定グッズのほか、「三鷹の森ジブリ美術館」限定グッズも特別販売される。
※記事初出時より、一部画像の取り下げを行いました。
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イベント情報
近藤喜文展
- 期日
- 4月27日(水)~5月9日(月)
- 日~木曜日 午前10時~午後8時 金・土曜日 午前10時~午後9時
- ※閉店30分前までにご入場ください
- ※催し最終日は午後6時閉場
- 会場
- 9階 阪急うめだギャラリー(大阪府大阪市北区角田町8-7)
- 入場料
- 一般900円 大学生・高校・中学生700円 小学生以下無料
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