初日の4月8日にはオープニングレセプションが開催され、4月16日(土)には本展覧会のキュレーターをつとめる安部憲行さんの進行のもと、トークセッションも行われる。
オオクボリュウの描く、都会的でポップな表現
オオクボリュウさんは、その柔らかな手描きのタッチと、生き生きとした有機的かつポップな表現を武器に、雑誌や書籍、映像、広告を通して積極的に作品を発表するアーティスト。本展は、かねてから構想を練っていた試みのもと、今回のために制作されたアニメーションやペインティング、ドローイング、テキスタイル、立体の100点もの作品から構成される新作展となっている。
ラッパーのPUNPEEさんや5lackさんGAPPERさんによるヒップホップユニット・PSGや、ロックバンド・快速東京のMVでも手描きアニメーションを制作し、その卓越した表現と技術によって話題となる。 イラストレーターとしては雑誌『POPEYE』『BRUTUS』『TRANSIT』『Number』等で挿絵の提供、細野晴臣さんの著書『HOSONO百景』やボブ・ディランさんのディスクガイドの挿画、BEAMS-TでのTシャツデザインなど、媒体を問わない横断的かつ精力的なグラフィック制作を展開。
映像作家としても斉藤和義さん、後藤正文さん(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、group_inou、D.A.Nなど、様々なアーティストのMVも手がけている。
新進気鋭かつ、多くの分野から注目される作家の初個展だけに、期待が集まっている。生活をしていると「これを作品にしたらどうだろう」「こんな展覧会はどうだろう」と思う瞬間がありますが、そうやって心を動かされるモチーフや出来事は何気なく、あまり驚きのないものが多いような気がします。
例えば、「iPhone を落としてしまった」といった些細な出来事でも、ぼくにとっては絵を描くのに十分な動機になり得ます。そうした日々の想像が
ようやく頭の中で一つの形になったので、作品を作って展覧会をすることにしました。大きなギャラリーで個展をするのはこれがはじめてですが、楽しんでもらえたら幸いです。よろしくおねがいします。 オオクボリュウさんコメント(公式サイトより)
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イベント情報
オオクボリュウ「Like A Broken iPhone | アイフォン割れた」
- 会期
- 2016年4月8日(金)-4月24日(日)
- 場所
- CALM & PUNK GALLERY (東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル1F)
- 時間
- 12:00-19:00
- 休廊日
- 月曜日
【オープニング・レセプション:4月8日(金)19:00-22:00 作家来廊 】
【トーク・イベント:4月16日(土)19:00-21:00 進行:安部憲行(本展キュレーター)】
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