世界初の「声優ミュージアム」レポート 貴重な資料で辿る声優の歴史

のべ6万人の声優が使ってきたマイクも

展示スペースの奥に鎮座するのは、オープンにあたってつくられた声優神社

ご神体には、音響制作を手がける子会社・HALF H・P STUDIOの初代マイクがまつられている。この「SONY C-38B コンデンサーマイクロフォン」には、1995年のスタジオオープン以降、約60000人ものプロ声優が声を吹き込んできたという。 オリジナルの絵馬にはファンや声優、業界関係者などの願いが書き込まれており、人気声優の貴重な直筆絵馬が見つかるかもしれない。また、ファンが思いの丈を書き込めるご意見帳も用意されている。 ほかにもオープンを記念して、人気声優・江口拓也さんの描き下ろしイラストを使用したTシャツとトートバッグ(ともに300点限定)、声優関連の書籍やCDなど、オリジナルグッズを販売中だ。

(C)81produce

ライブスペースも併設、年間50公演を行う

左から米内佑希さん、ランズベリー・アーサーさん、田中あいみさん(C)81produce

施設は81プロデュースの養成所「81ACTOR’S STUDIO」が入るビルの2階に開設。ミュージアムオープンに合わせ、6階に「81ライブサロン」を併設。声優による朗読劇などのパフォーマンスを年間で約50公演行う予定だという。

8月8日・9日の初日2日間では、『干物妹!うまるちゃん』のうまる役で知られる田中あいみさんをはじめ、田中里和さん、德石勝大さん、米内佑希さん、ランズベリー・アーサーさんといった若手声優らが出演。

およそ1時間、ボリュームたっぷりな朗読劇を披露した。
1
2
この記事どう思う?

この記事どう思う?

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。