遠くから見たらなんの変哲もない本棚なのに、よく見たら人がいる。こういった背景に溶け込んでいる作品を生み出し続けているのが、中国のアーティスト、Liu Bolin(リウ・ボーリン)さんだ。以前ネットでも話題を集めたが、今回また、彼の写真が話題を呼んでいる。
リウさんは、2005年に「Hiding in the City」という、自身を背景に溶け込ませる作品の制作をはじめた。〝透明人間〟として世界各国、あらゆる場所の背景となり、人々に驚きを与えている。
2013年2月、世界中からハイレベルのプレゼンテーションが集まるカンファレンス「TED」に参加した際には、作品の制作過程や制作の意図が明かされている。制作は助手との共同作業で、まずカメラの位置を決め、どこをどのように、どんな色で塗るか、などの指示を与えて出来上がるそうだ。ありふれた生活の背景に溶け込むことによって、矛盾や混乱だらけの社会問題等の関心を呼び起こそうとしている。
※以下、画像はすべてリウさんの公式サイトより引用 また、リウさんは「透明人間」だけでなく、彫像作品も多数創っている。こちらもおもしろいものばかりだ。 なお、11月29日(金)まで、コロンビアで個展を開催中とのこと。ぜひ、日本でも透明人間をやってほしい!
執筆者:あそうまお
リウさんは、2005年に「Hiding in the City」という、自身を背景に溶け込ませる作品の制作をはじめた。〝透明人間〟として世界各国、あらゆる場所の背景となり、人々に驚きを与えている。
2013年2月、世界中からハイレベルのプレゼンテーションが集まるカンファレンス「TED」に参加した際には、作品の制作過程や制作の意図が明かされている。制作は助手との共同作業で、まずカメラの位置を決め、どこをどのように、どんな色で塗るか、などの指示を与えて出来上がるそうだ。ありふれた生活の背景に溶け込むことによって、矛盾や混乱だらけの社会問題等の関心を呼び起こそうとしている。
※以下、画像はすべてリウさんの公式サイトより引用 また、リウさんは「透明人間」だけでなく、彫像作品も多数創っている。こちらもおもしろいものばかりだ。 なお、11月29日(金)まで、コロンビアで個展を開催中とのこと。ぜひ、日本でも透明人間をやってほしい!
執筆者:あそうまお
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