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『サカサマのパテマ』吉浦康裕監督インタビュー ドアの外で見えた世界

『サカサマのパテマ』吉浦康裕監督インタビュー ドアの外で見えた世界
『サカサマのパテマ』吉浦康裕監督インタビュー ドアの外で見えた世界

(C)Yasuhiro YOSHIURA/Sakasama Film Committee 2013

マルチクリエイターの監督としての立ち位置

──これまでの個人制作や少人数での制作体制を経て、制作の全工程を自身でひと通り経験されているかと思いますが、監督としてはどういった立ち位置から指揮していくのでしょうか。

吉浦 作品づくりで自分が核にしているのは、コンセプトや物語的なおもしろさだったり、見せ方のおもしろさなんです。

例えば小屋でのシーンで、パテマが天井に立っていて、エイジが地面に立ってそれを見ているという構図があります。この構図は重要なんですが、その時にキャラクターがどんな表情で、どんな仕草をするのか、小屋の内装はどうなっているのかというところは、各々の美術設定や作画チームの裁量なんです。だから、コンセプトとそれにまつわる構図だけを決めて、あとはそれぞれに委ねる、というのが今回のつくり方でした。

工程の最終段階である撮影処理は自分でやっているんですが、ここで色々なことを決め込めるんです...

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