作家/ゲーマー・赤野工作さんのデビュー作『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』が、未収録作1編を増補して文庫化。東京創元社のレーベル・創元SF文庫から上下巻で9月30日(水)に発売される。
本書の装画は、2017年のKADOKAWAからの初刊行時から引き続き、『天国大魔境』『それでも町は廻っている』の漫画家・石黒正数さんが担当している。価格は各1320円(税込)。
“架空のゲーム”のレビューを通して描く、未来のゲーマーの生き様
赤野工作さんは、作家/ゲーマーとして活動。2017年、Web小説投稿サイト「カクヨム」投稿作品を改稿した『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』(KADOKAWA)でデビューした。
これまでに『ユリイカ』『SFマガジン』などに小説を寄稿。著書にSF短編集『遊戯と臨界 赤野工作ゲームSF傑作選』があるほか、『台湾老卓遊 台湾レトロテーブルゲーム図鑑』『戦争に協力したゲームたち 第二次世界大戦のプロパガンダ』などの翻訳も手がけている。
今回、文庫化される『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』は赤野工作さんにとってのデビュー作。架空のゲームレビューの体裁をとりながら、100年にわたる架空のゲーム史を描いた小説だ。

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劇中で2115年に開設されたレトロゲームレビューサイト「ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム」。サイトの管理人が投稿する架空のゲームのレビューを通して、変わりゆく時代と共に歩んできたゲーマーの人生が綴られている。
同作は早川書房刊行の『SFが読みたい!』2018年度版の「ベストSF2017」国内篇で4位を獲得した。
未収録作1編を追加した文庫版 解説は元スクエニの渡辺祐真が担当
『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』では、KADOKAWAからの初刊行時に21本のゲームレビューを収録。カクヨム版では全26本のゲームレビューが公開されている。
今回の文庫版刊行に際しては、未収録作1編を増補。上下巻の構成で刊行。解説は、元スクウェア・エニックスで、現在はYouTubeチャンネル「文学系チャンネル【スケザネ図書館】」を運営する作家/書評家/YouTuberの渡辺祐真さんが担当した。
また、芳林堂書店高田馬場店では、先着50名限定で宛名入りサイン本の予約販売を実施している。
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