ゲーム配信プラットフォーム「Mirrativ(ミラティブ)」を運営するミラティブ社が、サービス開始11周年を機にPCブラウザ向けの配信/視聴機能を大型アップデートした。
新たに公開された「新ブラウザ版ミラティブ」では、OBSなどの配信ソフトをインストールすることなく、ブラウザ上だけでPCゲームの画面を共有しての配信が可能となる。

「新ブラウザ版ミラティブ」
併せて、PCブラウザでの視聴体験も刷新。さらにプロeスポーツチームとの取り組みも始動し、『Apex Legends』などを中心にイベントやコミュニティ施策、大会などを展開していく。
OBS不要、ブラウザだけでのPCゲーム配信を実現
これまでは“スマートフォンを用いた配信プラットフォーム”という特徴が強かった「Mirrativ」だが、今回のアップデートからWindowsおよびMacの対応ブラウザから、画面共有を行うだけでPCゲームの配信を開始できるようになった。
対応環境はWindows版Google Chrome/Microsoft Edge、Mac版Google Chrome。いずれも最新版が推奨されている。

「新ブラウザ版ミラティブ」
一般的なPCゲーム配信で利用されるOBSなどの配信ソフトを別途インストールする必要はなく、解像度やビットレートといった細かな設定も不要。
視聴者から寄せられたコメントやギフトも配信画面上に表示されるほか、自身のアバター「エモモ」を表示した“顔出しを伴わない配信”にも対応。さらに視聴側のPCブラウザ版もリニューアルされ、フォロー中のユーザーや「おすすめ」、ゲームカテゴリ等から気になる配信を探せるようになった。
スマートフォンアプリを中心に提供してきた「Mirrativ」の配信/視聴体験を、PCブラウザにも広げるかたちとなる。
「スマホ1台で配信」のミラティブが11周年で革新 ──PCゲーム領域へ
「Mirrativ」は2015年にサービスを開始。専用の機材を必要とせず、スマートフォン1台で誰でもゲーム配信を始められる手軽さを特徴に成長してきた。
2025年の10周年時点では累計配信者数が約569万人に到達。
アクティブユーザーに占める配信者の比率が約30%と非常に高く、視聴者/配信者の役割や立場が頻繁に入れ替わる独特なコミュニティを形成している。
今回のPC版アップデートでは、PCでのゲーム配信に付きまとう設定の複雑さを減らし、スマホ版で培ってきた「誰でも配信できる」という設計をPCへ持ち込む試みとなる。
プロeスポーツチーム・FENNELとのパートナーシップ契約を締結
さらに、11周年を機にeスポーツ領域での取り組みも本格化。プロeスポーツチーム・FENNELを運営する株式会社Fennelとのパートナーシップ契約を締結した。
両社は、スマートフォン向けマルチプレイバトルゲーム『ブロスタ(Brawl Stars)』のプレイヤー向け新プロジェクト「B-BASE」を発表している。
ほかにも、「Mirrativ」はeスポーツ領域での取り組みとして、PCでは『Apex Legends』などを中心に、イベントや日常的にプレイヤーが集まるコミュニティや大会の開催を準備しているという。
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