ラッパー killwiz、新曲「cult」MVを発表 共感ではなく“選別”を掲げる美学

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米村 智水
ラッパー killwiz、新曲「cult」MVを発表 共感ではなく“選別”を掲げる美学
ラッパー killwiz、新曲「cult」MVを発表 共感ではなく“選別”を掲げる美学

ハイパーポップ以降のインターネット文化を背景に支持を広げるラッパー/シンガー・killwizさんが、新曲「cult」をリリースした。

5月28日(木)20時には、同楽曲のMVも公開された。音源と映像の両面から、killwizさんが現在提示する美学やスタンスを打ち出す作品となる。

killwiz「cult」MV

共感ではなく“選別”を掲げる楽曲「cult」

「cult」は、他者評価や流行への迎合を拒み、自身の感覚を軸に立ち続ける姿勢を鮮明に打ち出した楽曲だ。

killwiz「cult」

タイトルにもなっている「cult」というワードは、理解されることよりも“自分の価値観を貫くこと”を優先する態度を象徴している。

楽曲プロデュースはNGAさんが担当。無機質かつ重厚なビートの上で、killwizさんは「嫌われること」を前提にした自己表現を展開する。

本作は単なる新曲というだけでなく、killwizという存在そのものを“ブランド”として定義し直すような側面も持つ。リスナー全員に開かれたポップミュージックではなく、“理解できる者だけに届けばいい”という思想を明確に打ち出した一曲となっている。

ハイパーポップ以降のネット感覚を体現するkillwiz

killwizは、ハイパーポップやSoundCloudラップ以降の感覚を取り込みながら、独自の言語感覚と退廃的なムードで存在感を放ってきたラッパー/シンガー/音楽プロデューサーだ。

killwizさん

かつては3人組クルー・Dr.Anonで「ponika」名義で活動していた。

歪んだエレクトロニックサウンドやオートチューンを駆使したボーカルに加え、SNS/インターネット以降の孤独感や承認欲求、自己演出を内包したリリックも特徴。国内オルタナティブシーンやネット発の音楽コミュニティを中心に支持を拡大している。

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