VTuber・してはるさんが、YouTubeショートで展開していた「ドーパミンデトックス」シリーズの検証結果を報告する動画を公開した。
このシリーズは、ショート動画を次々とスワイプしてしまう“ドーパミン中毒”的な視聴習慣をテーマにした実験企画。YouTubeショートの最大尺である3分間を使い、視聴者が「長く静かな動画」をどこまで見続けられるのかを検証していた。
今回公開された結果報告動画では、各動画の再生回数や視聴維持率、平均視聴時間などが明かされている。
インターネット文化を観察するVTuber・してはる
してはるさんは、インターネット文化やショート動画文化を題材にした企画動画で注目を集めるVTuber。
以前から「ショート動画を高速でスワイプし続ける視聴者=“ドパガキ”」をテーマにした「ドーパミンデトックス」シリーズが話題となっていた。
シリーズでは、YouTubeショートに最適化された短く強い刺激とは逆方向の動画をあえて投稿。視聴者がどこで離脱するのかを検証していた。
牧場から暗黒へと進化する「ドーパミンデトックス」
「ドーパミンデトックス」シリーズは、難易度別に4本が投稿されている。
第1弾は通常の3分トーク動画。続く「上級編」では途中から本人が消え、のどかな牧場映像へ移行。「超上級編」では音声が消え、字幕とキャベツ畑だけになる。
そして最終段階の「鬼編」では、3分間ほぼ真っ暗/無音の映像が続くという内容だ。
結果発表の動画によれば、第1弾は約100万回再生を記録。シリーズ4本の合計再生数は180万回を超えている。
一方、してはるさんのチャンネルはデビューしてから間もないため収益化されておらず「収益は0円」とも明かされた。
無音になると視聴維持率が低下 声の重要性も浮き彫りに
動画内では、YouTubeアナリティクス上の平均視聴維持率や平均視聴時間も公開された。
通常版と「上級編」はどちらも視聴維持率62.8%を記録。特に「上級編」は、平均視聴時間が1分41秒となり、第1弾の1分28秒を上回る結果になった。
一方で、音声をなくした「超上級編」は視聴維持率51.2%まで低下。してはるさんは、「音声の有無はかなり重要」と分析している。
チャンネルの年齢別視聴者層も公開/画像はYouTubeより
「鬼編」は約14.6万回再生。平均視聴時間は1分15秒まで下がったものの、視聴維持率は57.6%と、「超上級編」よりも回復していた。
してはるさんは、シリーズを追ってきた視聴者が「ここまで来たら最後まで見てやる」と意地で視聴していた可能性を指摘している。
真っ暗な「鬼編」で維持率が回復 最後だけ見る人も
さらに、「鬼編」の視聴グラフは終盤で再び上昇。オチを期待して最後だけ確認した人が一定数いたのではないかと分析した。
ドーパミンをデトックスするための動画でありながら、最短距離で“報酬”を取りに行く視聴者まで可視化されてしまったようだ。
緑、目に優しいよね/画像はYouTubeより
動画の最後で、してはるさんは今回の検証について「ドーパミン中毒者は意外と素直で負けず嫌い」だと総括。
また、コメント欄では「カンジャンケジャン」「コッペパン」などしてはるさんが指定した謎のワードが飛び交うなど、シリーズ特有のコミュニティも形成されていた。
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