国際音楽賞「MAJ」にノミネートされた水槽とのコラボ曲も収録
──本アルバムに収録された、シンガー/トラックメイカーの水槽さんとのコラボ曲としてリリースされた「Offline Saga feat. 水槽」は、国内最大級の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」にて最優秀ダンス・エレクトロニック楽曲賞にノミネートされました。
Neuron すごい恐縮なんですけど、嬉しいですね。
kahoca すごく光栄だなと思いました。
Neuron いつもEmpty old Cityの曲をミックスしてくれるエンジニアのNNZNさんが、「『Offline Saga』、他の現場でも良いって話を聞くよ」ということを伝えてくれていて。
今回のニュースを聞いて、改めてその話を実感できました。
kahoca その話、多分はじめて聞いた。そうだったんだ。現場のスタッフやアーティストさんから褒めていただいてるのはすごく嬉しいですね。
──世界観が強固なEmpty old Cityにフィーチャリング・アーティストを迎えることは、大きな決断だったのではないでしょうか?。
Neuron たしかに、kahocaひとりで表現してもらうイメージは強くありつつも──Empty old Cityにフィーチャリング・アーティストを呼ぶチャンスをつくれないわけじゃないとは考えています。
Neuron 逆に、水槽さんとの巡り合わせが本当にラッキーなことだったというか、誰でもマッチするわけではない世界観の中ですごいマッチする方に出会えたというか。水槽さんは、いろんな人の曲の中に溶け込むのが得意で、その胸を借りている部分もあるとは思うんですけど。
そんなにたくさんコラボをやろうとは今のところ考えてはいないんですけど、またそういったフィーチャリング曲についての構想は他にも練っています。
──それは楽しみです。
Empty old Cityがユートピア/ディストピアを描く理由
──また、『Strings in Owl』にはタイアップ曲も数曲収録されました。オープンワールドARPG『鳴潮』とアクションRPG『ゼンレスゾーンゼロ』のキャラクターソングの2曲です。
Neuron どちらもテーマとなるキャラクターがいて、そのバックグラウンドの設定や、実際のゲーム内の性能まで丁寧に先方からご説明いただいて。 その上で、キャラクターの物語を象徴するような歌詞と曲調が求められました。
『鳴潮』の「Daisy Crown」は日本語と英語が混ざった歌詞とオーダーいただいたので、物語が事前に用意されているという違いはあれど、いつも通りの行程で制作を進めました。結果的にアルバムに収録される曲としても大切なものになったし、作品の世界観を深める要素にもなることができて光栄に感じています。
しかし、『ゼンレスゾーンゼロ』の「Pulse in Flora」は全編英語の歌詞という依頼で、いつもとは全く違ったアプローチで作詞を進めることになりました。
英語が上手なkahocaに歌詞の意味が一曲として通るように、作詞を手伝ってもらったんです。本当に半々くらいで書いた共作の歌詞になっています。
kahoca 2人で密に連携して書いた大切なフレーズがたくさんある、思い出深い作品です。
──タイアップ曲制作の依頼が来た際、先方からEmpty old Cityのどういった部分に期待されているとご自身では感じましたか?
Neuron どちらの作品でも「ファンタジーの中にある人間の温かみ」みたいなものを求められてると感じていましたね。
これまで、すごい壮大な世界観でも、そういった大きな舞台の中にある人の心情とか、人のつながりとか、人の命に対する考え方とかを焦点にする作品が多かったので。
kahoca やっぱり、強固な世界観みたいなものが求められてるのかなと思っていました。
──同時に、Empty old Cityの楽曲は、ユートピアあるいはディストピア的なファンタジーの世界観が多いように感じています。
Neuron 僕は必ずしも意味性を求める必要はなく、「面白い」とか「美しい」とかを抽象的なままに追求してもいいと思っていて。
なのでこう、現実離れしたものを扱うのがすごく好きなんですよね。ここではないどこかのお話みたいなものに心躍ってしまう。だから、そのような題材ばかりをモチーフに選んでしまうのかな。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント