テレビ東京系列で放送されている「開運!なんでも鑑定団」に、トレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング(Magic: The Gathering、以下MTG)』のカードが出品されることが明らかとなった。
予告映像によれば、今回鑑定されるのは、『MTG』の最初期のセット「リミテッド・エディション(※)」収録カードすべてをコンプリートしたもの。
その中には、超高額カードとして知られる《ブラック・ロータス/Black Lotus》も存在。その他「パワー9」や「デュアルランド」と呼ばれる強力な再録禁止カードも確認できる。
(※)リミテッド・エディション:第1版にあたる「α」、第2版にあたる「β」の2種が存在。収録カードの種類、枚数はすべて共通。
世界初のTCG『マジック:ザ・ギャザリング』とは?
『マジック:ザ・ギャザリング』は、数学者/ゲームデザイナーのリチャード・ガーフィールド(Richard Garfield)博士が考案し、1993年からWizards of the Coast社が開発・販売している世界初のトレーディングカードゲーム。
30年超の歴史のあるタイトルということもあり、絶版になって久しい黎明期のカード群は、投資/金融商品としての価値も高い。
ゲーム中でも強力な「パワー9」や「デュアルランド」は、中古市場においては状態の悪いものでも、数十万~数百万円の値で取引される。
パワー9/画像は晴れる屋のXより
また、「再録禁止」のルールによって供給数が今後増えることはなく、市場価格は年々上昇し続けているのが現状だ。
「開運!なんでも鑑定団」に出品 鑑定結果は……?
「世界初のトレーディングカードゲーム」「コンプリートコレクション!」と銘打たれている今回の「開運!なんでも鑑定団」の出品。
特に、第1版にあたる「α」や第2版にあたる「β」のカードセットであれば、(保存状態にもよるが)全種揃えれば数千万円はくだらないだろう。
出品された『MTG』カードの一覧/画像はYouTubeのスクリーンショット
ただし、「リミテッド・エディション」については、過去にコレクション用として発売された、ゲーム中に使用できない「Collector's Edition」という商品が発売されたこともある。仮にこれが「Collector's Edition」だった場合は、大きな減額となるだだろう。
今回発表された画像では目視でそのバージョンを確認することは、専門的な知識を持ち合わせていないと難しい。
果たして、どんな鑑定結果になるのか。放送は6月10日(火) 20時54分から。

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