新生KMNZの初ライブ「最高だったけど、もっとできる」
──和気あいあいとされてますね。KMNZとしては活動休止からの再始動になります。LITAさんは活動休止中、どう過ごされていたのでしょうか？
LITA 時間に余裕ができたので、レッスンが溜まっていたボイトレに週1で行ったりとかして、いつKMNZが始まっても大丈夫なように準備をしてました。自分磨きですね。
YouTubeでの活動は止まってしまったけど、XやファンクラブのDiscordサーバーでは、ヘッズ（※）たちに寂しい思いをさせないように……というか私が寂しかったのかもしれないんですけど、ヘッズたちとの繋がりは途切れないように交流してたんです。
※HZ（ヘッズ）。KMNZのファン。正式名称はKMNHZ（ケモノヘッズ）。
──新体制での再始動はどんな経緯で決まったのでしょうか？
LITA LIZの卒業が決まったあと、それまで5年間以上やってきて、「支えてくれたヘッズの思いや、LIZと2人でつくってきた歴史をここで終わらせるのは早いんじゃないか」って考えました。
クルー（※）とも話し合って、新たなメンバーを迎えて新生KMNZとしてやっていこうと決意したんです。
※CREW（クルー）。運営スタッフ。正式名称はKMNCREW（ケモノクルー）。
──そういうお話をTINAさんとNEROさんは聞いてらっしゃるんですか？
TINA 聞いてはいるよね！
NERO 聞いてはいます。
LITA 大人たちが会議で改まって話したんじゃなくて、収録か何かのあと、3人で帰ってるときに、そんな話になった気がします。
TINA そう。「LITA姉的にはうちら2人が入っていいんすか？」って話したときに、その話を聞いて「よっしゃ！」ってなった帰り道があったな……。
──3人はレコーディングのあと一緒に帰られているんですね。
LITA そうですね。
NERO 気づいたら隣にいる、そんな存在です……浅かったかな、大丈夫かな？
LITA CMみたいだ。大丈夫、ギリ深い。
──先日の「VOICE SPARK」出演は、新生KMNZとして初披露の場となりましたが、いかがでしたか？
LITA 私自身が歌いたかったのもありますけど、「うちの子たちすごいでしょ、へへん」という気持ちでした。
TINA 初のお披露目だったのでプレッシャーもあったんですが、3人で歌うのはめっちゃ楽しかったです。
NERO 私もすごく楽しかった。緊張もあったけど、3人の歌が重なるとめちゃくちゃ楽しい。
TINA 他の出演者さんの歌を聞いて、自分たちももっともっと良いものが届けられるなと希望を見出しました。前向きに言うとそんな感じ。
でもあとでNEROと2人になったときに反省会をしたんですけどね。
NERO 帰りに2人で「これってちょっとまずいんじゃない」って反省会したんですよ、30分くらい。アーカイブを振り返ってみたら、いっぱい反省点が出てきたみたいな感じでした。
LITA 反省点なんか1個もなかったよ。最高！
TINA 最高だったけど、もっとできる！
LITA それはそうあるべきだね。
新体制のKMNZが受け入れられるか──KMNHZに感じた暖かさ
──その後にはKMNZのYouTubeチャンネルでの初配信リレーもありましたね。
TINA めちゃめちゃ緊張してたよね。
NERO 緊張しかしてなかったです。
LITA 初配信はTINAも緊張しちゃったって言ってたんですけど、私が優しくないパスをしちゃったんですよね。
今までKMNZの休止や活動再開について、私の感情面について話したことがなかったんですよ。でも、初配信のときは逆に「今しかないな」って思って、休止になったタイミングでのことやこれからのことを話したんです。
そんなムードの中、「こんにちは、新人です」って言えないですよね（笑）。私は自分的にはここだなってタイミングで言ったつもりだったんですけど、2人は初配信だったなと思ってちょっと申し訳なかったな。そのあとなのによくやってくれたなと思います。
TINA でも聞いてくれてるヘッズの皆様とかは、よくちゃんと切り替えてついてきてくれてたなと思いますね。
──初配信リレーはXのトレンド入りも果たし、たくさんの反響があったと思います。
NERO Xでハッシュタグ付きのポストを、もう1秒ごとに更新して見てました。確認が全然追いつかないくらい多くて「最高！」って思いました。
LITA 本当に全然追いつかなかったよね。
──初配信以外でも、普段からSNSでKMNZに関する話題はチェックされるんでしょうか？
NERO しっかり見ています。どんなところに期待してくださってるのかとか。
TINA KMNZに関してつぶやくときは気をつけてください。
LITA 私とTINA／NEROの目線は違うかもしれないですけど、KMNZの新体制が受け入れてもらえるか、3人とも不安でしたね。
その意味ではヘッズの反応を見て安心させられたというか、暖かさを感じました。
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