任天堂が、家庭用ゲーム機・Nintendo Switchの後継機種を2024年度中に発表すると発表した。
5月7日、任天堂はXのコーポレートアカウントを更新。代表取締役社長・古川俊太郎さんの名義で「2015年3月にNintendo Switchの存在を公表して以来9年ぶりにSwitchの後継機種に関するアナウンスを今期中に行います」と報告した。
なお、6月に行われる任天堂の情報番組・Nintendo Direct（ニンテンドーダイレクト／通称・ニンダイ）では、後継機種に関するアナウンスはないとしている。
2017年から現役のNintendo Switch スペック向上を求める声も
携帯機と据え置き機を両立したゲームハードとして、2017年3月3日に発売されたNintendo Switch。
任天堂が5月7日に発表した2024年3月期決算資料によれば、国内販売台数は累計3401万台、全世界販売台数は同1億4132万台（標準モデル／有機ELモデル／Liteの合計）。
前年2023年3月期決算時の1億2562万台から1570万台増と、ロングヒットを記録している（外部リンク）。
一方、近年『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』や『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のようなオープンワールド系タイトルが大ヒットする中、現行機であるNintendo Switchでは、データ容量や処理能力が足りていないという声も上がっていた。
「枯れた技術の水平思考」という言葉に代表されるように、性能ではなくアイデアで勝負する傾向が強い任天堂だが、Nintendo Switchの後継機種にはスペック向上に期待する声も高まっている。
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