Twitch、荒らし対策を強化 配信を視聴できなくするBAN機能実装へ

Twitch、荒らし対策を強化 配信を視聴できなくするBAN機能実装へ
Twitch、荒らし対策を強化 配信を視聴できなくするBAN機能実装へ

Twitch/画像は公式ブログから

配信プラットフォームのTwitchは8月17日、BAN機能を9月から強化すると公式番組「Patch Notes E20」(外部リンク)で発表した。

発表によると、配信者によりBANやブロックをされた視聴者はそれ以降、配信者の配信を見られなくなる。

Twitchの現状のBAN機能は、配信者が視聴者をBANした際、BANされた視聴者はチャット欄が非表示になり書き込みができなくなる仕様で、配信自体は視聴できる。

Twitchユーザーから要望が多かったBAN・ブロック機能の強化

Twitchの開発者が出演した公式番組「Patch Notes E20」では、Twitchに追加される新機能などが発表。

その中でBAN・ブロック機能が強化されることも明らかになった(ユーザーからの要望も多かったという)。

新しいBAN機能では、配信を見られなくするオプションを選択できるようになる。このオプションを選択した場合、BANされた視聴者は配信を見ることができなくなる。

一方新しいブロック機能では、ブロックされた視聴者が配信を見ることができなくなるのはBAN機能と同じ。ただしこちらはオプションではなく常に視聴不能となる。

現在のブロック機能は、個別でやり取りするメッセージ機能を制限し、他の配信のチャット欄でもブロックしたユーザーのコメントが表示されない仕様になっている。

チャンネルのモデレーション機能を強化してきたTwitch

「Patch Notes E20」で紹介された新BAN機能の設定画面。中央に新しくBANされたユーザーが配信を見られないようにするかの選択肢が追加されている。こうした設定はTwitchのクリエイターダッシュボード⇒設定⇒モデレーションから確認できる

Twitchにはチャット欄のモデレーション機能として、フォロワー限定チャット機能や、チャットを使用するユーザーへ電話番号認証を求める設定がこれまでに追加されてきた。

そのほかにも、2021年には、ブロック・BANされたユーザーが新たにつくった可能性の高いアカウントを、機械学習により「不審なユーザー」として監視する機能を追加。

2022年には、BANしたユーザーを他のチャンネルと共有する機能を追加している。

今回のBAN・ブロック機能の強化では、ログアウトすれば視聴が可能という欠点が指摘されているものの、上記の既存の機能との組み合わせしだいで、より快適な配信環境を模索することはできそうだ。

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