「声優は稼げますっていうか稼いでます」
近年、取り沙汰されている「稼げない」「儲からない」という声優のイメージに対して、『ヒプノシスマイク』飴村乱数役や『アイドルマスター SideM』若里春名役で知られる声優・白井悠介さんが持論を語った。
3月5日付で自身のYouTubeチャンネル「しらいむチャンネル」に投稿した動画「若手でも年収1000万超え!?声優のギャラ事情を赤裸々に語ります」で、その実情を説明している。
世間からの稼げないとの見え方については、一番低いランクの場合セリフの量に関わらず1本1万5000円、というアニメのケースにフォーカスしすぎているからではないかと話した。
声優のギャラはランク制で、キャリアに応じて金額が上がっていく。最初のジュニアランクでは1本につき1万5000円で、演じる役がメインキャラであるか否かに関わらず、一律で決まっている(外部リンク)。
白井悠介さんも「もちろんそれは事実」とした上で、声優の仕事はアニメだけではなく、ゲームや吹き替え、ラジオ、配信、ナレーション、イベントなどがあると説明。
中でも「イベントの出演料が収入面では大きい」と明らかにしつつ、「アニメに出てないからといって稼げないわけではない」と繰り返した。
明確な言及こそないものの、動画タイトル「若手でも年収1000万超え!?」から鑑みて、ここで言う4桁は年収“1000”万円を指していると考えられる。
ただし、アニメや吹き替えの端役など、収入の大きい仕事が少ない場合、仕事の本数が多くても稼げないことがあるという。そして「白井悠介もそこそこ稼いでますよ!」と断言した。
こうした話をする理由について、「声優って稼げないって思われるの嫌じゃん!」と思いを口にした白井悠介さん。
プロになるのも大変、プロになってから世に出るのも大変。職業・声優の過酷さを強調しつつ、自らも4年間オーディションに受からなかった時期があったとを振り返りながら、声優について「夢のある仕事ですよ」と述べた。
また、特にアプリゲームは近年、声優にとって大きな活躍の場になっているとのこと。
2020年に声優の花江夏樹さんと松岡禎丞さんがTVのトーク番組に出演した際にも、「アプリゲームは(ギャラの)単価が高い」とコメントをしていたため、アプリゲームの市場が大きいのは間違いなさそうだ。
イングランドの名門サッカーチーム・リバプールFCのサポーターとしても知られており、YouTubeチャンネルには、チームのグッズが置かれた部屋で撮影された動画も多く公開されている。TVアニメ『美男高校地球防衛部LOVE!』PV
2015年にTVアニメ『美男高校地球防衛部LOVE!』(鳴子硫黄役)で初のメインキャラクターを担当。
以降、『アイドリッシュセブン』(二階堂大和役)、『アイドルマスターSideM』、『A3!』(碓氷真澄役)、『ヒプノシスマイク』などに出演して活躍の場を広げると、2021年4月放送の『戦闘員、派遣します!』(戦闘員六号役)でTVアニメ初主演を果たした。
今回の動画では、アニメでメインのキャラクターを担当することで、その後の仕事に広がりが生まれると持論を展開していたが、こうした自らの経験によるものが大きいだろう。白井悠介さん「ヒプマイ」でのライブパフォーマンス
動画の終盤では「最近の若手、すぐ車買うもん」「稼いでるのに稼いでませんよみたいなアピールは、ちょっと僕はやめてほしいですね……」「好感度とか気にするのかな?」「どしっと構えててほしいな」と願いを込めた。
なお、個人事業主である声優を巡っては、「7割以上は年収300万円以下」「2割強がインボイス制度導入で廃業を検討」といった調査結果(外部リンク)が明らかになり、関心を集めている。
近年、取り沙汰されている「稼げない」「儲からない」という声優のイメージに対して、『ヒプノシスマイク』飴村乱数役や『アイドルマスター SideM』若里春名役で知られる声優・白井悠介さんが持論を語った。
3月5日付で自身のYouTubeチャンネル「しらいむチャンネル」に投稿した動画「若手でも年収1000万超え!?声優のギャラ事情を赤裸々に語ります」で、その実情を説明している。
アニメの場合は役に関わらず1本1万5000円
冒頭、“稼げる”前提として「ある程度売れて、仕事がコンスタントになったら」と説明した白井悠介さん。その上で、声優全員が稼げないわけではないと強調。世間からの稼げないとの見え方については、一番低いランクの場合セリフの量に関わらず1本1万5000円、というアニメのケースにフォーカスしすぎているからではないかと話した。
声優のギャラはランク制で、キャリアに応じて金額が上がっていく。最初のジュニアランクでは1本につき1万5000円で、演じる役がメインキャラであるか否かに関わらず、一律で決まっている(外部リンク)。
白井悠介さんも「もちろんそれは事実」とした上で、声優の仕事はアニメだけではなく、ゲームや吹き替え、ラジオ、配信、ナレーション、イベントなどがあると説明。
中でも「イベントの出演料が収入面では大きい」と明らかにしつつ、「アニメに出てないからといって稼げないわけではない」と繰り返した。
「声優って稼げないって思われるの嫌じゃん!」
イベントに呼ばれるほどの人気と知名度を有し、アニメだけでなくゲームやラジオなどでコンスタントに活躍している場合、「若手とかでも4桁はすぐ行きますよ」とコメント。明確な言及こそないものの、動画タイトル「若手でも年収1000万超え!?」から鑑みて、ここで言う4桁は年収“1000”万円を指していると考えられる。
ただし、アニメや吹き替えの端役など、収入の大きい仕事が少ない場合、仕事の本数が多くても稼げないことがあるという。そして「白井悠介もそこそこ稼いでますよ!」と断言した。
こうした話をする理由について、「声優って稼げないって思われるの嫌じゃん!」と思いを口にした白井悠介さん。
プロになるのも大変、プロになってから世に出るのも大変。職業・声優の過酷さを強調しつつ、自らも4年間オーディションに受からなかった時期があったとを振り返りながら、声優について「夢のある仕事ですよ」と述べた。
また、特にアプリゲームは近年、声優にとって大きな活躍の場になっているとのこと。
2020年に声優の花江夏樹さんと松岡禎丞さんがTVのトーク番組に出演した際にも、「アプリゲームは(ギャラの)単価が高い」とコメントをしていたため、アプリゲームの市場が大きいのは間違いなさそうだ。
「最近の若手、すぐ車買うもん」
白井悠介さんは1月18日生まれ、長野県出身。EARLY WINGに所属する声優。YouTubeを積極的に活用する声優の一人だ。イングランドの名門サッカーチーム・リバプールFCのサポーターとしても知られており、YouTubeチャンネルには、チームのグッズが置かれた部屋で撮影された動画も多く公開されている。
以降、『アイドリッシュセブン』(二階堂大和役)、『アイドルマスターSideM』、『A3!』(碓氷真澄役)、『ヒプノシスマイク』などに出演して活躍の場を広げると、2021年4月放送の『戦闘員、派遣します!』(戦闘員六号役)でTVアニメ初主演を果たした。
今回の動画では、アニメでメインのキャラクターを担当することで、その後の仕事に広がりが生まれると持論を展開していたが、こうした自らの経験によるものが大きいだろう。
なお、個人事業主である声優を巡っては、「7割以上は年収300万円以下」「2割強がインボイス制度導入で廃業を検討」といった調査結果(外部リンク)が明らかになり、関心を集めている。
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2件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:6596)
ラジオだのイベントだのが美味いって…声優だけで食っていくのは厳しいって自分で言っちゃってるじゃん
匿名ハッコウくん(ID:6595)
白井さんが人気声優さんで、歌える枠だから歌もたくさん出しているからでは?
芸能人なんだからピラミッドで、稼げる人は稼げる、そうじゃない人は食えない、ってだけでは
主演とか曲とかない人だと売れない芸人同様ファミレスでバイトしてました、って聞くし
今だとコンカフェとかなんですかね
ネットで番組持ってても再生数が500以下の人なんて赤字じゃないかと不安になるし