世界初のAITuber事務所「AI CAST」斗和キセキ、紡ネンのPictoriaが設立

増殖するAITuberの波

AITuberは、ChatGPTに代表される、昨今のチャットAI技術の開発加速によって急激に増殖している。

Pictoria代表の明渡隼人さんは、AI CASTを立ち上げに際したnote記事(外部リンク)の中で以下のように述べ、AIに関する急激な技術進歩があったことに触れている。

2023/02の大規模な言語モデルの登場で、エンタメをとりまく世界自体が大きく変わりました。
これにより、AIキャラクターやAITuberというものは、AIで駆動しているという事実自体には価値がなくなり、AIであることを意識しないくらい普通の概念になることが確定的になりました。

例えば海外発のAITuber・Neuro-samaは、差別的で過激な発言によりTwitchのチャンネルがBANされたことが注目を集めた。

国内でも一部メディアがこのBANについて取り扱うなど、関心を集めている(外部リンク)。

日本でも個人が運営するAITuber増加

国内では、あきさんによる個人開発AITuber・しずく(外部リンク)をはじめ、多数の個人開発のAITuberが登場。

AITuberに興味関心を寄せるDiscordコミュニティ「あいちゅーばーわーるど」には約900人が参加しており、個人のAITuberの技術者を中心に議論や交流が行われている(外部リンク)。

紡ネンは学習を重ねることで成長してきた。今後はAITuberという概念そのものが進化する時代に突入したのかもしれない。
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