ドラマ『フェンス』は、松岡茉優さんと宮本エリアナさんが演じる女性バディが、復帰50年を迎えた沖縄を舞台に性的暴行事件の真相を追うエンターテイメント・クライムサスペンス。
本作が描こうとしている世界観と「TSUBASA feat. Yomi Jah」のテーマがシンクロしていることから、プロデューサーがAwichさんにオファーしたところ、主題歌への起用が実現したという。
Awich「沖縄の未来を一緒に考えてもらえる機会になれば」
50年前までアメリカの国土だった沖縄。その歴史ゆえに様々な問題や感情を抱え、その結果として独自のミックスカルチャーが生まれ育っている。
「TSUBASA feat. Yomi Jah」には、そんな混沌の中で育つ子供たちに向け、「置かれた環境の中から、自分たちがどう生きるかを見つけ、大きく羽ばたいていってほしい」というAwichさんからのメッセージが込められている(Awichさんのミックスの娘・Yomi Jahさんも参加している)。
今回の『フェンス』主題歌への起用に寄せて、Awichさんは「この作品を観て下さる方々には、現在の沖縄が抱える問題を知るだけでなく、これからの沖縄の未来を一緒に考えてもらえる機会になれば私も嬉しいです」とコメントを残している。
【主題歌:Awichさんコメント】
色んな事に翻弄されながらも強く生きる故郷沖縄の人たちを想って書いた歌「TSUBASA」と沖縄をテーマにした映像作品「フェンス」が共に世に発信されることで、より多くの人達にそれぞれの想いが伝わる事を願っております。またこの作品を観て下さる方々には、現在の沖縄が抱える問題を知るだけでなく、これからの沖縄の未来を一緒に考えてもらえる機会になれば私も嬉しいです。
プロデューサー「本当の沖縄を描きたいんです」
また『フェンス』の音楽プロデューサーには、映画『竜とそばかすの姫』で2022年日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞した岩崎太整さんが参加。Awichさんととも集めた沖縄在住・沖縄出身のミュージシャンが本作の劇伴音楽として参加している。
【音楽プロデューサー:岩崎太整さんコメント】
「本当の沖縄を描きたいんです。」
本作のプロデューサーから相談を受けた時に、開口一番そう言われました。
青く広大な海と温暖な気候、そして温厚で優しさに溢れる人々。
沖縄はいつも暖かく出迎えてくれるけれど、表層の姿しか触れたことのない私が、音楽で「本当の沖縄」に寄与することが出来るだろうか。
しばらく逡巡したのち、全く新しいチームを作ることに決めました。Awichさん達の力添えもあり、四人の素晴らしい作曲家を選定することが出来ました。
そして、音楽を彼らに託して私はサポートに回る旨を伝えました。
沖縄に生まれ、沖縄で過ごした四人の作家は、過去の、現在の、未来の沖縄を知る人達です。 彼らが作り上げる「本当の沖縄」に根ざした音楽を物語と共に是非楽しんで下さい。
沖縄が舞台のエンターテインメント・クライムサスペンス『フェンス』
連続ドラマW『フェンス』は、WOWOWで2023年3月19日(日)より全5話が放送・配信されるオリジナルドラマ作品。毎週日曜22時よりWOWOWプライムおよびWOWOW4Kで放送(第1話は無料放送)。各月の初回放送終了後、同月放送分をWOWOWオンデマンドで一挙配信される。脚本をつとめるのは、TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』『アンナチュラル』『MIU404』、映画『図書館戦争』シリーズ、『罪の声』などで知られる野木亜紀子さん。
今回W主演をつとめるのは『勝手にふるえてろ』『万引き家族』の松岡茉優さんと、アフリカ系アメリカにルーツを持ち2015年ミス・ユニバース代表に選出された宮本エリアナさん。2人は日本ドラマ史上初となる「肌の色の違う女性バディ」を演じることとなる。
そのほかにもJO1のメンバー與那城奨さんはじめ、多くの沖縄出身のキャストが出演している。
今回、主題歌・劇伴音楽の発表に併せて、主題歌「TSUBASA feat. Yomi Jah」が使用された特報映像も公開されている。
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番組情報
連続ドラマW『フェンス』
- 脚本
- 野木亜紀子
- 出演
- 松岡茉優 宮本エリアナ / 青木崇高 與那城奨(JO1) 比嘉奈菜子 佐久本宝 ド・ランクザン望 松田るか ニッキー Reina ダンテ・カーヴァー 志ぃさー 吉田妙子 光石研 ほか
- 監督
- 松本佳奈
- 音楽プロデューサー
- 岩崎太整
- 音楽
- 邦子 HARIKUYAMAKU 諸見里修 Leofeel
- 主題歌
- Awich「TSUBASA feat. Yomi Jah」(UNIVERSAL J)
- プロデューサー
- 高江洲義貴 北野拓
- 製作
- WOWOW NHK エンタープライズ
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