自主制作ホラーゲーム『Ib』リメイク版リリース 不気味な美術館の物語

『Ib』リメイク版 日本語 発売日発表トレーラー

自主制作ホラーゲーム『Ib』のリメイク版がSteamにてリリースされた。価格は1,300円。対応OSはWindows 10。

『Ib』は2012年2月27日に公開されたホラーアドベンチャーゲーム。今作は約10年ぶりのリメイク作品となる。

リメイク要素は下記の通りとなっている。

・画面解像度が大きく向上。ゲーム画面が大きくなり、見やすくより美しい『Ib』に進化。
・マップ、キャラクター、スチルなど、ほぼすべてのグラフィックを一新。
・新たな美術品の追加、デザインが大きく変更された美術品も多数存在。
・ゲームが苦手でも遊べるように、というコンセプトはそのままに再調整された様々な謎解き。
・一部ギミックや演出面での追加・変更。フリー版にはない完全新規のパズルも。
・ズームモードの追加。小さなアイテムが見やすくなったり、美術品をより大きく鑑賞できるように。
・会話システムの追加。同行キャラクターからヒントを得たり雑談したり。
・BGMの一部変更。リメイク版のために書き下ろされた完全オリジナル楽曲も。 『Ib』Steamの作品紹介ページより

一世を風靡した『Ib』が再び

『Ib』はRPGツクール2000製の自主制作ホラーアドベンチャーゲーム。製作者はkouriさん。

不気味な美術館を舞台とし、アイテムや美術品の特性を活かしながら様々なギミックを解明し、美術館からの脱出を目指す2D探索型アドベンチャーだ。

2012年にリリースされ、ニコニコ動画でのゲーム実況動画を中心に爆発的な人気となったほか、様々な考察要素の解読やキャラクターの二次創作も話題となった。

今でも『青鬼』『ゆめにっき』『魔女の家』などのタイトルと共に、2000年代~2010年代初期のフリーゲーム文化を牽引した中心的な存在として知られている。

リメイクではグラフィックが刷新されたほか、新たな謎解き、会話システムの導入など、かつての『Ib』の世界観をさらに深堀りできる要素が追加されていそうだ。

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