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Jin Dogg新作MV「One Love 32」 獄中の友人に贈るメッセージとNasへの敬意

MV「Jin Dogg - One Love"32"」/画像は動画「Jin Dogg - One Love"32"」より

POPなポイントを3行で

  • Jin Doggが映像も手がけた「One Love"32"」のMV
  • 獄中への友人へ歌ったリリックが印象的
  • Nasへのリスペクトが詰まっている
ラッパー・Jin Doggさんの楽曲「One Love"32"」のMVが公開された。

映像はJake YoonさんとY.MUNENORIさんが手がけており、Jake YoonはJin Doggさんの本名となっている。

紙にリリックを綴るはじまりから、ラッパー・Nasさんによる名曲「One Love」をサンプリングしたビートに乗せ、友人に向けてサグな人生や日常をラップする姿、ノイズとともに映される警察の姿が印象的なMVに仕上がっている。

獄中の友人に歌ったNasの名曲

伝説的なヒップホップMC・Nasさんが1994年にリリースしたデビューアルバム『Illmatic』の収録曲「One Love」。

刑務所にいる友人に宛てた架空の手紙という形式で歌われた、ヒップホップ史に残る名曲だ。

ドラマ風なMVも相まって、貧困と犯罪が横溢する血なまぐさいストリートの生活と、友人たちとの絆を強く描かれている。
Nas - One Love

Nasへのリスペクトが詰まった「One Love 32」

大阪・生野区を拠点に活動するJin Doggさんが、2020年11月にリリースしたアルバム『3rd High "起死回生"(mixed by DJ BULLSET)』に収録されている楽曲「One Love"32"」。

曲の冒頭では、現在刑務所にいる友人・BKさんに向けて英語で歌い、リリックでは「手紙の続きを書く前に お前に書いたこの歌」など、友人のBKへの気持ちや身の回りの話を真っ直ぐに伝えている。

Jin Doggさんが暮らす生野区は「日本の中の朝鮮」と呼ばれることもある、国内最大のコリアンタウンがあることで知られている。同郷のラッパー・REAL-Tさんら地元の仲間と手がけた楽曲「街風」では、「こちら大阪 生野区 朝鮮人部落」から幕をあける生々しいリリックで反響を集めた。
Jin Dogg - " 街風 " feat. REAL-T

それぞれの「One Love」

サンプリング元となったNasさんはアメリカのニューヨークはクイーンズの団地生まれ育った。ドラッグと銃、犯罪と貧困が埋めく狭い町だ。

MV「One Love"32"」はビートだけではなく、獄中の友人に向けたリリックやメッセージ性、映像のカットに至るまでJin DoggさんからNasさんへのリスペクトが感じられる。

今回は映像制作まで手がけ表現したJin Doggさんの、友人・BKさんへの想いが色濃く感じられるMVに仕上がっている。

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