『VTuberスタイル』創刊号にホロライブ5期生座談会、にじさんじARライブレポ

バーチャルYouTuber（VTuber）専門情報誌『VTuberスタイル』の創刊号が、8月31日（火）に発売される。定価は880円（税込）。

全国の書店・コンビニで流通するほか、出版するアプリスタイルの公式ショップ、Amazonで購入できる。

表紙と巻頭特集は、カバー社が運営する女性VTuberグループ・ホロライブの5期生。この8月にデビュー1周年を迎えた獅白ぼたんさん、雪花ラミィさん、尾丸ポルカさん、桃鈴ねねさんの4人での座談会が行われ、秘蔵エピソードなどが語られている。

「にじさんじ AR STAGE "LIGHT UP TONES"」レポートも掲載

7月31日・8月1日に開催されたにじさんじのリアルタイムARライブ「にじさんじ AR STAGE "LIGHT UP TONES"」のライブレポートも掲載される本誌では、創刊号ならではの大型企画も実施。

事務所の垣根を超えて行われたVTuber100人へのインタビュー、総勢250人超のVTuberによる自己PR、10社以上の新進気鋭のVTuber事務所の特集などを掲載（表紙にはハコネクト、I-STREAM、癒乃プロダクション、ななはぴ、ユメオイ学園、SCS事務所、enfuse、V-WaVE PROJECT、あま津軍団の名前が）。

音楽に特化したVTuber事務所・ユニゾンライブへの突撃取材の様子も掲載されており、こちらには同社のプロジェクト・ウタゴエ放送部の音羽ララさん、春歌みことさん、三拍ユッコさんの3人の登場も示唆されている。

また創刊記念の特別付録は、本誌袋とじ内のアクセスコードとキーワードを特設サイト上で入力することで楽しめる、41人のVTuberによる撮り下ろし限定ボイスとなる。

VTuberシーンの拡大に伴い誕生した雑誌たち

Kizuna AI（キズナアイ）さんがチャンネル登録者数100万人を突破した2017年12月以降、特に同年末から多くのタレントが登場していったVTuber。

ネット上で新たに勃興したジャンルはいまだに注目を集めているが、様々な事象がネット上で展開される速度からか、雑誌として継続的に取り上げる媒体は多くはない。

代表的なところでは、KADOKAWA『コンプティーク』の増刊として2018年7月に創刊した『Vティーク』が挙げられるが、2019年12月発売の第5弾が最後となっている。 同年8月には、「ゲーム部プロジェクト」などを展開するUnlimited（現・Brave group）が、VTuber×漫画をテーマとした『月刊 UNLIMITED』を創刊。

掲載されるすべてが自社IPの漫画作品であり、掲載漫画5作品の内3作品はYouTubeチャンネル運用中と、連動性も高かったが、2020年1月に最終号を迎えた。

2021年3月にはライブ配信者コミュニティ「Coyu.Live」を運営する匿名クラブが、VTuber専門誌『ぶいちゅ～ぶ！』の創刊を発表。

雑誌制作における取材・編集・デザインなどを現役VTuberが手がけ、6月をめどに刊行としていたが、記事執筆時点での発売は確認できない（外部リンク）。

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