【動画】賞金3000万円! 世界初プロダンスリーグ「D.LEAGUE」がもたらすもの

POPなポイントを3行で

  • 日本発ダンスプロリーグ「D.LEAGUE」に潜入
  • 賞金3000万円をかけて戦うダンサーに直撃
  • D.LEAGUEの先にある展望とは
HIPHOP文化から派生したラップバトルは競技大会化し、そして2010年代からはTV番組でも取り上げられ今では一大ムーブメントとなっている。

その結果、ラップバトルだけでなくラップそのものの敷居が下がり、プレイヤーが広がり音楽性も多様性を増し、より多くの人に楽しまれるようになった。

勝ち負けというシンプルな尺度を持つ競技イベントは、時にジャンルを越境する力を持つ

今、それと同じ現象が、奇しくもラップと同じくHIPHOPを構成するいち要素に数えられるダンスでも起きている。

取材班は、世界初のプロダンスリーグとして2020年に発足した「第一生命 D.LEAGUE」に潜入。

優勝賞金は3000万円に上る大型競技大会だ。

「D.LEAGUE」のダンスバトルの様子を捉え、参加チームの1つであるavex ROYALBRATSKAITAさんとASUPIさんにインタビューを行った。

勝負の世界に身を投じる

D.LEAGUEでは、チームのパフォーマンスに対して審査員と観客が投票して得点を競うシステムだ。

リーダーであるKAITAさんは「実は何度か(参加を)お断りさせていただいた」と明かしてくれた。

チームを導く立場の者として、勝負の世界に身を投じるリスクを十分に考慮した結果だろう。 しかしD.LEAGUE主催者の神田勘太朗さんの『“世界中すべての人に「ダンスがある人生」をもたらす”』という思いを受け、メンバーと何度も話し合った末に参戦を決意したという。

D.LEAGUE以後のダンサー

現在行われている「ROUND.6」のパフォーマンスで主役を務めるASUPIさんは、「Dリーガー」という職業が生まれたと語る。 D.LEAGUEでは各チームのダンサーがパフォーマンスで使う楽曲のプロデュースを行い、著作権の配分も行われるシステムだ。

クリエイターとしてのマルチな活動は「Dリーガー」という新しいダンサー像を示している。

「ダンスがある人生」はすぐそこに迫っているのかもしれない。 ©D.LEAGUE 20-21
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