すでに発表されていたもう1つの主題歌「Birthday」とあわせて、主題歌2曲をMr.Childrenが担当することになった。
映画ドラえもんで2つの主題歌を起用するのは歴史上初。Mr.Childrenにとっても1つの作品に主題歌を2曲提供するのは初めてのこととなる。
あわせてMr.Childrenの楽曲が使用された新たな本編映像も解禁。本作は3月6日(金)に公開予定だ。
まったく新しいストーリとなる『映画ドラえもん のび太の新恐竜』
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の物語は、のび太が恐竜博の化石発掘体験で見つけた1つの化石を、ドラえもんのひみつ道具・タイムふろしきで元の状態に戻し、孵化させたところから始まる。化石だった卵から生まれてきたのは新種の双子の恐竜。のび太に似てちょっと頼りないキューとおてんばなミューだった。
キューとミューを愛情たっぷりに育てるのび太だが、現代で生きていくには限界がきてしまう。2匹を元の時代に返すことを決心したのび太は、ドラえもんや仲間たちと6600万年前の白亜紀へ。キューやミューの仲間を探す旅に出る。
複数の世代にわって親しまれる「恐竜」というモチーフ
のび太と恐竜の物語といえば、「ドラえもん」の劇場版シリーズの第1弾として、1980年に公開された『映画ドラえもん のび太の恐竜』がある。同作のリメイクとして2006年に公開された『のび太の恐竜2006』では、長年キャラクターを演じていた声優やキャラクターデザインを一新。節目を迎えた作品の制作にあたって、前年に毎年公開していた劇場版を一度休止している。
もはや3世代にわたって親しまれる作品となった「ドラえもん」。それだけに最新作『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は、タイトルから過去に公開された2作をイメージしがちだが、それらとはまったく異なる新しいストーリーとなる。
各世代から思い入れの深い恐竜というモチーフが、2人やMr.Childrenを含め、制作陣によってどのように描かれるのか。プロデューサーの1人・川北桃子さんは、「劇中での『Birthday』と『君と重ねたモノローグ』、2曲のドラマティックな展開にご期待いただければと思います」とコメントしている。
川北桃子プロデューサーコメント(テレビ朝日)
実は、初めての主題歌打ち合わせの際に、桜井さんは早くもデモを用意してくださっていました。桜井さんの歌声とギターが響くその音源を聞き、既にこの作品のテーマを丁寧に、しっかりと受け止めてくださっているその内容に、今井監督、川村元気さんをはじめ、私達プロデューサーも非常に感激した事を鮮明に覚えています。
そんな雰囲気の中で、もう1曲、違うアプローチの曲も考えてみようというアイデアから生まれたのがW主題歌です。最初のデモがどちらの曲だったのかは、今は皆様の想像にお任せし、劇中での『Birthday』と『君と重ねたモノローグ』、2曲のドラマティックな展開にご期待いただければと思います。
ドラえもん50周年を祝うメモリアル
ちなみに『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は、「ドラえもん」50周年と映画40作目を祝う記念碑的な作品。さらに2020年は、『STAND BY ME ドラえもん』の続編として、『STAND BY ME ドラえもん 2』が8月7日(金)に公開。
2作はともに「ドラえもん」のメモリアルイヤーを飾る作品という見方もあるだろう。
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作品情報
映画ドラえもん のび太の新恐竜
- 公開日
- 2020年3月6日(金)
- 原作
- 藤子・F・不二雄
- 監督
- 今井一暁
- 脚本
- 川村元気
- キャスト
- ドラえもん:水田わさび のび太:大原めぐみ
- しずか:かかずゆみ ジャイアン:木村昴 スネ夫:関智一
- 音楽
- 服部隆之
- 主題歌
- Mr.Children
- 製作
- 藤子プロ・小学館・テレビ朝日
- シンエイ動画・ADKエモーションズ・ShoPro
- 配給
- 東宝
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