15歳の新星アーティスト「さなり」 デビュー曲はSKY-HIプロデュース

「さなり / 悪戯(Prod.SKY-HI) Lyric Video」

POPなポイントを3行で

  • 15歳のアーティスト・さなりが「悪戯」をリリース
  • ラッパー・SKY-HIがプロデュースしたデビュー作
  • レーベル・A-Sketchが立ち上げた「OverFlow」より初の音源
15歳の新星ラップアーティスト・さなりさんが、ラッパー・SKY-HIさんがプロデュースしたデビュー作「悪戯(prod.SKY-HI)」を10月26日(金)に配信リリースする。

この曲は、ONE OK ROCKやflumpool、フレデリックといった人気ロックバンドを輩出するレーベル・A-Sketchが立ち上げたプロジェクト「OverFlow」初の音源作品。

さらに配信に先駆けて「悪戯」のリリックビデオも公開。ピクセルアーティストのAPO+さんが楽曲の持つ雰囲気を、ポップなテイストを交えつつダークファンタジー感あふれる世界に落としこんだ。

弱冠15歳のラップアーティスト さなりとは?

さなりさん

さなりさんは15歳のラップアーティスト。中学生の頃からPCでオリジナル楽曲を制作し、動画サイトへの投稿から活動をスタートした。実は小学校低学年時にYouTubeと出会い、オリジナル動画を投稿。その収入でPCを購入して、動画を制作していたという経緯がある。

同時期にラップミュージックと出会い、中学生になるとフリースタイルラップで遊びはじめ、中学2年の頃にオリジナル楽曲の制作に着手、同時に動画投稿も再スタートした。

一度聴いたら耳から離れないメロディライン、ストレートに入ってくるリリック、力強い独特の声が魅力となっている。
100万円を手にした中学生ラッパーは?「OverFlow」
A-Sketchとカルチャーメディア・KAI-YOUが2018年1月に実施した「OverFlow」にてグランプリを獲得した(当時のアーティスト名はちょこさん)。メジャーデビューに向けた支援を受ける権利を得た。

「破産」をテーマにしたシニカルな歌詞

A-SketchはONE OK ROCKやflumpool、THE ORAL CIGARETTESなど多くのロックバンドの作品をリリースしてきたが、ラップアーティストの作品をリリースするのは今回が初。

「悪戯(prod.SKY-HI)」は、さなりさんがラップをはじめるきっかけとなったという憧れのラッパー・SKY-HIさんが手がけたもの。

「悪戯(prod.SKY-HI)」

さなりさんが制作したトラックにSKY-HIさんがアレンジを加え、ラップのアドバイスも受けながらレコーディングを進めたという。

焦燥感溢れるスリリングなトラックに、15歳とは思えないほどのスキルフルなラップが乗り、「破産」をテーマにしたシニカルな歌詞が印象的な1曲に仕上がっている。

10月24日には、「悪戯」がTOKYO FM/JFN38局「SCHOOL OF LOCK! サカナLOCKS!」で初オンエアされ、10代リスナーを中心に反響を呼んだ。

一方、同時配信される「キングダム(prod.MEG)」は、BABYMETALなどのサウンドアレンジを手がけるMEGさんをアレンジャーとして迎えた曲。

重厚なビートと随所に現れるメタリックなフレーズが魅力的な楽曲の歌詞は、RPGに出てくるような「裸の王様」がテーマ。自身でゲーム実況動画を投稿するほどのゲーム好きならではの、皮肉が効いた内容にも注目だ。

11月17日(土)には、開催中のSKY-HIさんのライブハウスツアーにゲスト出演することが決定している。

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