初日から順に18万人、16万人、21万人が来場。合計55万人という数字は、冬コミとしては2014年のC87の56万人に次ぐ史上2番目。
3日目は東京で初雪を観測、さらには雨という悪天候の中で、夏コミ(C92)から5万人増え、前年の冬コミと同数となった。コミックマーケット93は終了し、撤収中のビッグサイトです。本日の来場者数は21万人でした。1日目18万人、2日目16万人とあわせて、のべ55万人の方々が、この東京ビッグサイトに集まりました。ありがとうございました! #C93
— コミックマーケット準備会 (@comiketofficial) 2017年12月31日
叶姉妹のコミケがコンプリート、“一旦”最後のサークル参加
夏コミから引き続き注目が集まったのは、セレブタレント・叶姉妹のサークル参加だろう。今回も1000人を超える行列ができたものの、夏コミ同様、そのマナーの良さに脱帽する声が相次いだ。
事前の発表通り、叶姉妹のサークル参加はC93で一旦コンプリート(終了)。サークル参加をすると、姉の叶恭子さんが、自身の興味のあるBLなどを見たり買ったりできないから、という理由も叶姉妹らしい。
台頭目立つ『アズールレーン』、3日目には「FGO島」出現?
一方、同人誌では、アニメ『けものフレンズ』のたつき監督が代表をつとめるirodoriが、新作アニメの告知チラシを配布して話題を呼んだ。作品としてはゲームアプリ『Fate/Grand Order』関連が活況。それらの同人誌が頒布された3日目は、当該のサークル周辺に人が押し寄せ、「FGO島」なるワードがTwitterのトレンド入りを果たしている(外部リンク)。たつき監督のirodoriで配布されている新作テレビアニメの告知チラシ。これからの楽しみが増えました。 pic.twitter.com/jzqH5UyVcN
— ユーキ@博多 (@yukkii22) 2017年12月29日
続いてはコスプレ。『艦隊これくしょん -艦これ-』や「Fate」シリーズなど、根強い人気を誇るタイトルの一方で、中国発の艦隊ゲームアプリ『アズールレーン』の存在感が強まった。 3日目は雪に見舞われ「ホワイトコミケ」なる言葉が生まれるほどの寒さだったが、それでも多くのコスプレイヤーがまぶしい姿を披露していた。
次回、「コミックマーケット94」(C94)は、2018年8月10日(金)から12日(日)の3日間、東京ビッグサイトで開催。けっこうガチで雪降ってきた。#C93#コミケ pic.twitter.com/naVjL2f3q4
— つよっさん★C93お疲れ様 (@orzpanther) 2017年12月31日
すでに発表された通り、東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴い、2020年の夏開催予定の「コミックマーケット98」(C98)は、5月のGWに前倒しされることが明らかになっている。 C98は、コミケだけではなく、同人誌即売会および関連するキャラクターコンテンツの展示即売会を主催している計7団体が協力した「DOUJIN JAPAN2020(仮)」プロジェクトの一環として開催。 2019年から2020年にかけて、日本全国を通してコンテンツへのファン活動をより一層盛り上げていくという。そうした大きな動きを目前に控えた2018年のコミケに、引き続き注目していきたい。
また夏、そしてその先のコミケで
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イベント情報
コミックマーケット93
- 開催期間
- 2017年12月29日(金)〜31日(日)
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連載
2017年12月29日(金)~31日(日)まで開催される、世界最大規模の同人誌即売会「コミックマーケット93」(C93)を超特集! 企業ブースや同人サークル、コスプレまで、様々な角度から真冬の風物詩を取材していきます。
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