記憶喪失で収監中の美青年(CV:梅原裕一郎)との面会に行ってきました

記憶喪失で収監中の美青年(CV:梅原裕一郎)との面会に行ってきました
記憶喪失で収監中の美青年(CV:梅原裕一郎)との面会に行ってきました

『囚われのパルマ』梅原裕一郎さん

9月11日(日)、秋葉原のアニメイトAKIBAガールズステーションにて『囚われのパルマ』ガラス越し面会イベントが開催されました。

『囚われのパルマ』は、孤島に監禁されている記憶喪失の美青年・ハルトと、なぜかそこに連れてこられてしまったプレイヤーという設定の、カプコンによる女性向け恋愛アドベンチャーゲームアプリ。

彼とのガラス越しの面会やLINE風のやりとり、さらにはハルトの行動を監視する監視カメラ等を通して失われた記憶を探っていくというぶっ飛んだゲームで、8月末に配信され、一部で大いに盛り上がっています。
このゲームの「面会」にちなんで、ハルトの声を担当されている梅原裕一郎さんと実際に面会体験しちゃおう、というのが今回のイベント。約60名のお客さんに向けて行われたトーク・朗読会や面会体験など、目白押しでした!

とにかく距離が近い

同イベントの当選者は約60名で、ほぼ女性。最前列のお客さんと梅原さんの距離は5m以下なのではないかと思うくらい間近でのイベントでした。

プレスは最後列に座っていたのですが、それでも普通の声優さん登壇イベントを考えると全然近い…!

お客さんは数千通の応募者の中から選ばれたということで、梅原さんは「こんなところで運使っちゃっていいんですか?」とふざけてお話しされていましたが、いやいいでしょこれは! 神イベントかな??? なんて思ってしまいました。

収録は去年の暮れから4~5ヶ月間かけて週1回のペースで行われており、台詞の量も膨大だったとのこと。

作中で遊べるミニゲーム『夢アプリ』の収録が印象に残っているそうで、ハルトにオプションとして付けられる通称「俺様メガネ」を実際に付けてお話しされる場面もありました。

メガネを付けていても柔らかい雰囲気で、俺様っぽくなかったのはお人柄でしょうか…!

あんな姿(!)の電話を再現した朗読会も

その後はアネモネの香りをイメージした香水(梅原さん曰く「柑橘類を思わせるような爽やかな香り」とのこと)の発売発表や、9月15日(木)から開幕する「東京ゲームショウ2016」での出展紹介などを挟んで、スペシャル朗読会へ。

朗読会では、作中で配信する予定のテレフォンイベントを生で披露。タイトルは「彼のちょっとかわいい姿を見たい時」ということで、ハルトがまさかシャワー後の“あんな”状態であなたと電話をしてくれている姿を描いたものになっています…! 「監視されていると思ってないからこその無防備な姿」を垣間見れる内容となっていました。これは配信が楽しみ!

ハルトは◎◎なので時々◎◎◎◎なんてしちゃって超かわいい

さらには会場限定シナリオ「今どこにいるの?」も立て続けに披露されました。この面会イベントに来た主人公にハルトから電話がかかって来たという設定で、「まさに今この状況…臨場感がやばい…」といった感じでした。ちなみに、概要を聞いたハルト曰く当イベントは「変わったイベントなんだな…」とのこと。

二人っきりの時間…ガラス越しの面会イベント開始!

約25分間に渡ったイベントの最後には、参加者一人ひとりと梅原さんとのガラス越しのお見送りがありました。ゲーム本編同様、梅原裕一郎ことハルトと、実際のガラス越しに手と手をあわせることができるという神対応。

面会ブースはちゃんと黒いカーテンで仕切られ、他の参加者からは見えないようになっていました。

ハルトから参加者へのお礼の言葉がかけられたようですが、囁くように静かにお話しされていたようで、外部には一切漏れず。

ほんの数秒ながら、二人っきりの空間、二人っきりの時間を過ごした参加者の皆さん。

何人かにお話をうかがったのですが、「(梅原さんが)近すぎて何が何だかよくわからなかったけど、とにかく笑顔が素敵でした。本当にありがとうございました」と恍惚とした表情でコメントをしてくれました。

他のお客さんも、「キャー!」という歓声をあげることもなく、少し切なげな表情をされていたのが印象的でした。

お別れの挨拶だからか「さよなら」をしなきゃいけないっていうのが、ちょっと寂しい気持ちになりますよね。

編集長もハルトくんと面会してみた!

そして、なんとプレスも面会を体験できるということで、KAI-YOU.net編集長・にいみなお(男性・29歳)も面会してきました!

優しく出迎えてくれる梅原さんにおそるおそる近付いて手を合わせる様子は「未知との遭遇」か「E.T.」を思わせるものがありました。手を合わせるまでちょっと躊躇って腰が引けている編集長は、さながら乙女!

至近距離で目をしっかり見つめられたためか、「距離が近すぎてめちゃくちゃ恥ずかしい、おっさんなのにドキドキしてしまった…。梅原さんはリアルハルトくんだった」などと供述していました。収監されてるのが編集長でもおかしくない挙動不審ぶり。 また、人によってはガラス越しに体温を感じるということで、逆に握手にはないドキドキ感があるのかもしれません。目の前にいるけど触れられないってもどかしいですよね。とてもロマンチックで、これは一度体験したらもう握手には戻れない沼かもと思ったので筆者は遠くから見守っておりました。

梅原裕一郎インタビュー

──握手会と比べて面会イベントというのは特殊だったと思うのですが、感触はどう違いましたか?

梅原 ガラスがあるからこそ逆に距離が近かったのかなと思います。お客さんも物怖じせず接してくれたと思います。

──ユーザーと触れ合った感想は?

梅原 皆さん、まずブースに入ってきて一笑いしてから始まるので、にこやかな雰囲気でした。こういうイベントもありかなって個人的には思いました。お別れの挨拶は時間が限られていたので、お礼として「ありがとうございます」だったり、応援してくださる方への「よろしくお願いします」だったりでした。

──もしハルトになったら、何をしたいですか?

梅原 何もないですもんね……例えば今、丸1日時間をいただけるなら何もしないでぼーっとしていたいですね。楽しそうな気がします。

もし差し入れをしてもらうなら、小動物がいいですね。1日中遊んでられますよね。ゲーム中のように植物もいいですね。最近家でも盆栽をやっているので、1日眺めて暮らせると思います。

──梅原さんがハルトに差し入れするとしたら、何を差し入れしますか?

梅原 どうせならハルトがあまり見せない姿を見てみたいですね。作中で虫が出てくるシーンでは冷静だったので、もうちょっと気持ち悪い虫を差し入れして、その反応を監視カメラで見てみたいです(笑)。ゴキブリだのムカデだの。 ──孤島に幽閉されているという特殊なシチュエーションのゲームですが、ハルトを演じる上で苦労された点はありますか?

梅原 普通、1対1で話していたら、どうしても相手のことを気遣ったり声をかけてあげたくなったりすると思うんですが、序盤のハルトが記憶を失っているということもあって心を閉ざしているので、あえて最初は気遣いをなくしてくれとディレクションされました。

話が進むにつれて、ハルトなりのゆっくりなペースで徐々に距離が縮んでいくのですが、どうしても僕がせっかちに距離を縮めてしまって。だから、主人公とハルトくんの距離感が最も難しかったと思います。

──ご自身では実際にプレイされたのでしょうか?

梅原 楽しんでプレイしている最中です。なかなか自分の声を聴くのが耐え難い部分もあって、音声はところどころオフにしちゃったりはしていますが。

ちょうど家でテレビを観ていたらポールダンスの番組をやっていたので、プレイヤーの名前は「ポール・ダンス」にしました。看守さんにはポールさんと呼ばれてます(笑)。

──最後に『囚われのパルマ』ファンに向けてメッセージをいただけますでしょうか?

梅原 毎週エピソードが進んでいく中でハルトとの距離が少しずつ縮まっていくんですけど、お話の根幹部分も明らかになっていくので、そこもお楽しみにしていただけたらと思います。

ハルトと対話しているような気分が味わえるゲームだと思うので、差し入れしてみたりお話ししてみたり、監視してみたり、色々な楽しみ方があると思うので隅々まで楽しんでいただければ幸いです。
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