はやいもので、2015年も残すところあと少し。今年もたくさん面白い漫画読んだなぁ……。
楽しみに読んでいた「四月は君の嘘」も「砂の栄冠」も終わっちゃったし、「DEAR BOYS」も、もうすぐ最終回だとか。そういえば、「荒川アンダーザブリッジ」や「べしゃり暮らし」の連載が終了したのも今年……?
いつも発売日を楽しみに漫画雑誌を読んでいるので、長く読んでいる漫画の最終回というのは、自分の人生と寄り添うように一緒に隣を歩いていた友人が突然いなくなるようでなかなか寂しい気持ちになるもの。
なんだか今年はたくさんの友人を見送ったような気がするので、10年以上連載していて2015年に最終回を迎えた長期連載作品を徹底調査してみました。そして、その条件にあてはまる20作品中、掲載期間が短い順にまとめてみなさんにご紹介します!
※今回の「10年以上連載」という基準は、単純に年数換算しています。従って、2005年12月に始まって2015年1月に終了したようなものも含まれます。
2005年から『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にて連載されていた「今日からヒットマン」。
サラリーマンの主人公が瀕死の状態のヒットマンと遭遇したことから、サラリーマンとヒットマンの二重生活を強いられることになってしまう、というストーリー。主人公が一般人のサラリーマンという感情移入しやすいキャラクターであり、読んでいると自分も銃を持ってみたいような気分になってきます。
2005年から『週刊少年ジャンプ』、『赤マルジャンプ』、『週刊ヤングジャンプ』(すべて集英社)で連載された「べしゃり暮らし」。
お笑い芸人を目指す高校生の熱い成長物語。芸人としても人間としても成長していく主人公たちに筆者も幾度と無く涙しました……。泣けてなかなか読み進めることができないのが悩みどころですが、完結した今こそ一気読みのチャンス!
「笑うからこそ楽しい」「楽しいからこそ笑う」そんなフレーズがとても印象に残ります。みなさん「べしゃり暮らし」を読んで笑いましょう!
2005年から『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて連載されていた「LIAR GAME」。ある日突然現金一億円が送られてきて、LIAR GAMEというゲームに参加することになる……。
戸田恵梨香さんと松田翔太さん主演のTVドラマ化もされていましたが、今年漫画が完結しました。手に汗握るスリリングな応酬にひきつけられる先が気になるこういうお話は、ぜひ一気に読みたいですね!
2005年から『チャンピオンRED』(秋田書店)にて連載された「鉄のラインバレル」は、オーバーテクノロジーでつくられた巨大人型機動兵器が登場するロボットアクション漫画。
人工衛星の落下事故に巻き込まれた主人公・早瀬浩一が半年後に目覚めると、巨大ロボット・ラインバレルが出現。この出会いによって、浩一の人生は大きく変わっていきます。
TVアニメも2008年から2009年に放送されていたので、こちらのイメージが大きい方もいらっしゃるかもしれませんが、原作は漫画なんですよ。
2004年から『ヤングキング』(少年画報社)にて連載されていた「Hey!リキ」。
「クローズ」「WORST」などでお馴染みの髙橋ヒロシさんのデビュー作を原案としてリニューアルし、作画を永田晃一さんが担当しています。
主人公は不良高校の番長・早乙女リキ。ケンカは強いけど女には弱い……ツッパリ青春漫画です!
2004年より『ヤングガンガン』にて連載されていた「荒川アンダーザブリッジ」。
大企業の社長の御曹司である主人公・市ノ宮行(いちのみや・こう)が、荒川で溺れかけた際、河川敷に住む電波系美少女・ニノに助けられます。借りを返すという行に対し、ニノが要求したのは「恋を教えてくれ」というもの。そうして行はニノの恋人となり、河川敷で暮らすようになります……。
「荒川アンダーザブリッジ」の魅力はやはり、河川敷に住む奇妙な登場人物たち。主人公が今まで生きてきた社会の常識が全く通じない世界で繰り広げられるギャグに抱腹絶倒まちがいなし。
TVアニメ化もされたので観た方も多いのではないでしょうか。漫画も完結したので、この機会にどうぞ!
2004年から『モーニング』(講談社)にて連載されていた「チーズスイートホーム」。お散歩中にママや兄弟とはぐれて迷子になってしまった猫のチーを、山田家の長男で幼稚園児のヨウヘイくんが拾ってきます。ヨウヘイくん、お母さん、お父さん、そして迷子猫のチーの、心あたたまる家族の物語です。
こういった日常を描いた作品の最終回って本当にさみしいものですよね。どのような最終回を迎えたか、ぜひ読んでいただきたいです。私は号泣しました。
2004年より『ヤングガンガン』で連載されていた「セキレイ」。
近未来の東京を舞台に、「セキレイ」と呼ばれる戦士たちと、選ばれたその主とで、生き残りを掛けて闘うことになります。2浪が決定した主人公・佐橋皆人が、結というセキレイと出会いその戦いに巻き込まれていきます。
TVアニメ化も果たしたこの作品は、魅力的な女性キャラクターたちがちょっと露出多めだったりするので、読んでいてテンション上がっちゃいますよね。
日渡早紀さんによる少女漫画「ぼくの地球を守って」の次世代編である「ボクを包む月の光」は、2003年より『別冊花とゆめ』(白泉社)にて連載されていました。
「ぼく地球」から16年後の物語。前作の登場人物である坂口亜梨子と小林輪の子供・蓮を主人公に、さまざまな体験を通じて彼が成長していく姿を描きます。「ぼく地球」ファンの方、この完結のタイミングで読んでみてはいかがでしょうか?
2002年から『ウルトラジャンプ』(集英社)にて連載されていた作品。
平凡な女子高生だった主人公が、ある日突然血を集めるメイド姿の少女を見たり、胴体に杭が刺さった状態で生きている少年を見たりと、どんどん非現実的な出来事に巻き込まれてゆきます。成人誌で活躍した、うたたねひろゆきさんの青年誌での連載であり、キャラクターのビジュアルも非常に魅力的です。
『月刊少年マガジン』(講談社)にて、2000年より連載されていた作品。第28回講談社漫画賞少年部門を受賞しています。
とある神社の床下から、今までの研究とは違った「源義経」の人生が記された古文書が発見される……という導入から物語がスタート。その巻物を読み進めるようにストーリーが進んでいきます。
源義経 氏の生涯を描いた歴史モノなので、史実上の結末がわかっている状態で読み進めることになりますが、導入と結末で現代に戻る構成になっている、読んでいてハッとする最終回となりました。必見です!
楽しみに読んでいた「四月は君の嘘」も「砂の栄冠」も終わっちゃったし、「DEAR BOYS」も、もうすぐ最終回だとか。そういえば、「荒川アンダーザブリッジ」や「べしゃり暮らし」の連載が終了したのも今年……?
いつも発売日を楽しみに漫画雑誌を読んでいるので、長く読んでいる漫画の最終回というのは、自分の人生と寄り添うように一緒に隣を歩いていた友人が突然いなくなるようでなかなか寂しい気持ちになるもの。
なんだか今年はたくさんの友人を見送ったような気がするので、10年以上連載していて2015年に最終回を迎えた長期連載作品を徹底調査してみました。そして、その条件にあてはまる20作品中、掲載期間が短い順にまとめてみなさんにご紹介します!
※今回の「10年以上連載」という基準は、単純に年数換算しています。従って、2005年12月に始まって2015年1月に終了したようなものも含まれます。
今年完結した長期連載漫画20作品
1. むとうひろし「今日からヒットマン」全31巻(10年連載)
2005年から『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にて連載されていた「今日からヒットマン」。
サラリーマンの主人公が瀕死の状態のヒットマンと遭遇したことから、サラリーマンとヒットマンの二重生活を強いられることになってしまう、というストーリー。主人公が一般人のサラリーマンという感情移入しやすいキャラクターであり、読んでいると自分も銃を持ってみたいような気分になってきます。
2. 森田まさのり「べしゃり暮らし」全19巻(10年連載)
2005年から『週刊少年ジャンプ』、『赤マルジャンプ』、『週刊ヤングジャンプ』(すべて集英社)で連載された「べしゃり暮らし」。
お笑い芸人を目指す高校生の熱い成長物語。芸人としても人間としても成長していく主人公たちに筆者も幾度と無く涙しました……。泣けてなかなか読み進めることができないのが悩みどころですが、完結した今こそ一気読みのチャンス!
「笑うからこそ楽しい」「楽しいからこそ笑う」そんなフレーズがとても印象に残ります。みなさん「べしゃり暮らし」を読んで笑いましょう!
3. 甲斐谷忍「LIAR GAME」全19巻(10年連載)
2005年から『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて連載されていた「LIAR GAME」。ある日突然現金一億円が送られてきて、LIAR GAMEというゲームに参加することになる……。
戸田恵梨香さんと松田翔太さん主演のTVドラマ化もされていましたが、今年漫画が完結しました。手に汗握るスリリングな応酬にひきつけられる先が気になるこういうお話は、ぜひ一気に読みたいですね!
4. 清水栄一、下口智裕「鉄のラインバレル」全26冊(10年連載)
2005年から『チャンピオンRED』(秋田書店)にて連載された「鉄のラインバレル」は、オーバーテクノロジーでつくられた巨大人型機動兵器が登場するロボットアクション漫画。
人工衛星の落下事故に巻き込まれた主人公・早瀬浩一が半年後に目覚めると、巨大ロボット・ラインバレルが出現。この出会いによって、浩一の人生は大きく変わっていきます。
TVアニメも2008年から2009年に放送されていたので、こちらのイメージが大きい方もいらっしゃるかもしれませんが、原作は漫画なんですよ。
5. 高橋ヒロシ・永田晃一「Hey!リキ」全31巻(11年連載)
2004年から『ヤングキング』(少年画報社)にて連載されていた「Hey!リキ」。
「クローズ」「WORST」などでお馴染みの髙橋ヒロシさんのデビュー作を原案としてリニューアルし、作画を永田晃一さんが担当しています。
主人公は不良高校の番長・早乙女リキ。ケンカは強いけど女には弱い……ツッパリ青春漫画です!
6. 中村光「荒川アンダーザブリッジ」全15巻(11年連載)
2004年より『ヤングガンガン』にて連載されていた「荒川アンダーザブリッジ」。
大企業の社長の御曹司である主人公・市ノ宮行(いちのみや・こう)が、荒川で溺れかけた際、河川敷に住む電波系美少女・ニノに助けられます。借りを返すという行に対し、ニノが要求したのは「恋を教えてくれ」というもの。そうして行はニノの恋人となり、河川敷で暮らすようになります……。
「荒川アンダーザブリッジ」の魅力はやはり、河川敷に住む奇妙な登場人物たち。主人公が今まで生きてきた社会の常識が全く通じない世界で繰り広げられるギャグに抱腹絶倒まちがいなし。
TVアニメ化もされたので観た方も多いのではないでしょうか。漫画も完結したので、この機会にどうぞ!
7. こなみかなた「チーズスイートホーム」全12巻(11年連載)
2004年から『モーニング』(講談社)にて連載されていた「チーズスイートホーム」。お散歩中にママや兄弟とはぐれて迷子になってしまった猫のチーを、山田家の長男で幼稚園児のヨウヘイくんが拾ってきます。ヨウヘイくん、お母さん、お父さん、そして迷子猫のチーの、心あたたまる家族の物語です。
こういった日常を描いた作品の最終回って本当にさみしいものですよね。どのような最終回を迎えたか、ぜひ読んでいただきたいです。私は号泣しました。
8. 極楽院櫻子「セキレイ」全18巻(11年連載)
2004年より『ヤングガンガン』で連載されていた「セキレイ」。
近未来の東京を舞台に、「セキレイ」と呼ばれる戦士たちと、選ばれたその主とで、生き残りを掛けて闘うことになります。2浪が決定した主人公・佐橋皆人が、結というセキレイと出会いその戦いに巻き込まれていきます。
TVアニメ化も果たしたこの作品は、魅力的な女性キャラクターたちがちょっと露出多めだったりするので、読んでいてテンション上がっちゃいますよね。
9. 日渡早紀「ボクを包む月の光」全15巻(12年連載)
日渡早紀さんによる少女漫画「ぼくの地球を守って」の次世代編である「ボクを包む月の光」は、2003年より『別冊花とゆめ』(白泉社)にて連載されていました。
「ぼく地球」から16年後の物語。前作の登場人物である坂口亜梨子と小林輪の子供・蓮を主人公に、さまざまな体験を通じて彼が成長していく姿を描きます。「ぼく地球」ファンの方、この完結のタイミングで読んでみてはいかがでしょうか?
10. うたたねひろゆき「天獄 -HEAVEN'S PRISON-」全12巻(13年連載)
2002年から『ウルトラジャンプ』(集英社)にて連載されていた作品。
平凡な女子高生だった主人公が、ある日突然血を集めるメイド姿の少女を見たり、胴体に杭が刺さった状態で生きている少年を見たりと、どんどん非現実的な出来事に巻き込まれてゆきます。成人誌で活躍した、うたたねひろゆきさんの青年誌での連載であり、キャラクターのビジュアルも非常に魅力的です。
11. 沢田ひろふみ「遮那王 義経 源平の合戦」全51巻(15年連載)
『月刊少年マガジン』(講談社)にて、2000年より連載されていた作品。第28回講談社漫画賞少年部門を受賞しています。
とある神社の床下から、今までの研究とは違った「源義経」の人生が記された古文書が発見される……という導入から物語がスタート。その巻物を読み進めるようにストーリーが進んでいきます。
源義経 氏の生涯を描いた歴史モノなので、史実上の結末がわかっている状態で読み進めることになりますが、導入と結末で現代に戻る構成になっている、読んでいてハッとする最終回となりました。必見です!
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1件のコメント
CKS
ああもうな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜こういうのな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!