邪眼を抱えし中二病からの脱却
日向すず プティパ -petit pas!-
思春期という多感な時期の少年少女に多いと言われている中二病。流行から遠ざかり、自分は特別な存在だと思い込み、自分だけが持つ特別な能力に振り回され、孤独を好む。だけと、いつまでも中二病のままじゃいられない……! ──なぜ「中二病」をテーマに選んだのでしょうか?日向すず わたし、もともと中二病なんですよ。今日は眼帯をつけて撮影させていただいたんですが、普通に私服のときでもつけてます(笑)。片目をカラーコンタクトで緑にしたりして、邪気眼系女子みたいな感じですね。だから、今回のコンセプトが一番自分にしっくりきました。
──日向さんにとっての中二病とは?
日向すず 非日常が好きで、非日常を夢見て現実から逃れようとした結果、自分の目に力が宿ってるんだと勘違いしてしまう病気ですね(笑)。『僕は友達が少ない』というアニメに登場する小鳩ちゃんにハマって、セリフを真似したりして、ちょっと周りから心配される時期がありました。
でも、そんな自分じゃない自分を発見するのが楽しいし、小鳩ちゃんみたいに中二病に可愛い女の子という要素が交わることで、アート性を感じるんです。痛々しいけど、それも含めて愛せてしまう不思議な魅力。わたしもそうなれたらいいなって思って、えだまめさんにこのテーマで撮ってもらうことにしました。
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