『Twitter』の自衛隊宮城地方協力本部広報公式アカウントが「これが本当のハロウィン仮装というヤツだ」と公開した1枚の画像が話題を呼んでいる。その画像は、気合の入ったハロウィン仮装をした自衛隊員が森の中でパーティを開いているというもの。フォロワーからは「クオリティ高い!」と好評で、これまでに3000人近くがリツイートしている。
自衛隊とハロウィンがどう結びつくのかピンとこないかもしれないが、自衛隊は各地で季節のイベントにも積極的に参加しているのだ。自衛隊員が作るさっぽろ雪まつりの雪像が芸術の域に達しているのは誰もが認めるところだし、音楽隊の演奏もプロに引けをとらないレベルだ。自衛隊員は美的感覚もスゴイのだ。
そんな彼らが本気でハロウィン用の仮装をしたらどうなるのか。期待せずにはいられない。それでは自衛隊ハロウィンパーティの模様をご覧いただこう。これだ。
※画像が表示されない方はガジェット通信をご覧ください。
……うん、ダマしてすまなかった。これは「仮装」じゃなくて「偽装」なんだ。しかしクオリティの高さは感じられると思う。見た人たちは「5人しかわからない」「いや、10人いる」などと、自衛隊員の偽装スキルの高さにみな舌を巻いている。
ちなみに、1992年から支給が始まった“迷彩服2型”で採用された現在の迷彩パターンは、日本の植生を研究して開発されたもので、以前のものより迷彩効果が格段にアップしているのだ。近年はこのような模様が細かい斑点型の迷彩が世界的に流行っている。自衛隊の訓練では迷彩服に加え、画像のように隊員各自でヘルメットに草を巻き付けたり、フェイスペイントを施すなどして、さらに効果を高めている。万が一の有事のため、隊員の方々にはこれからも仮装ならぬ偽装スキルに磨きをかけていただきたい。
ソース:自衛隊宮城地方協力本部@公式ですよ☆@miyagipco[リンク]
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