マーベル『アベンジャーズ』、ウォルト・ディズニー・ジャパン製作でTVアニメ化

マーべル・コミックスの『アベンジャーズ』を原作としたテレビアニメシリーズ『ディスク・ウォーズ：アベンジャーズ』のテレビ放送が、2014年春から地上波の全国ネットで放送されることがウォルト・ディズニー・ジャパンによって発表された。

実写版が世界歴代3位を記録したアベンジャーズがTVアニメに

マーベル・コミックスに登場する、アイアンマンやハルク、キャプテン・アメリカ、ソーといった、それぞれが主役級の人気ヒーローで構成されたドリーム・チームがアベンジャーズだ。2012年にはハリウッドで映画化され世界歴代3位となる約15億ドルという興行収入をおさめる大ヒットを記録したことから、日本でも馴染みのある名前となっている。

今回、その実写版『アベンジャーズ』が完全日本ローカライズ版として、ウォルト・ディズニー・ジャパンの手で男児向け作品としてテレビアニメ化されるということで注目を集めている。最強チーム・アベンジャーズが、地球征服を企てる悪玉・ロキの野望を阻止するために、人間の少年たちと協力して活躍するといった内容だ。なんと、あのスパイダーマンも味方として登場するということで、夢のタッグ実現に胸が熱くなっている人も少なくないはずだ。

ウォルト・ディズニー・ジャパン初の男児向けのテレビアニメ

子ども向け番組だからとあなどるなかれ、ウォルト・ディズニー・ジャパンは、『スティッチ！』といったアニメ映画からの派生作品だけでなく、完全オリジナル作品でありながら根強いファンを持つテレビアニメシリーズ『ファイアボール』などを製作したことでも知られている。

そのウォルト・ディズニー・ジャパンが男児向けのテレビアニメシリーズを手がけるのは『ディスク・ウォーズ：アベンジャーズ』が初となるため、どのような作品となるのか非常に楽しみなところだ。アニメーションの制作は、「ワンピース」や「デジモン」など、男児向けのアニメも数多く手がける東映アニメーション。また、『アベンジャーズ』では、国内大手メーカー・バンダイとも手を組み、グッズ展開も図るとのことだ。

マーベル・コミックス

多くのヒーローを輩出してきた、70年の歴史を持つアメリカのマンガ出版社。スーパーマンなどで有名なDCコミックと肩を並べる、「アメコミ」二大出版社の一つ。2009年には系列のマーベル・エンターテイメントがウォルト・ディズニー・ジャパンによって買収され、大いに話題を呼んだことも記憶に新しい。現在、実写化も好評だったスパイダーマンやアイアンマンなど8000以上のキャラクターを抱え込む。

アベンジャーズ

マーベル・コミックスに登場する人気ヒーローで構成された、反則級の最強チーム。自身の素晴らしい知能で作り上げられたパワードスーツを身に纏ったアイアンマン、強靭な体を持つキャプテン・アメリカ、神の血を受け継ぐソー、怪力で緑の肌の持ち主ハルクといった、誰もが一度は目にしたことのあるだろう豪華なメンツが顔をそろえている。