2014年1月18日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷で人気の映画祭『未体験ゾーンの映画たち』の連日上映が行われることが決定した。
2014年はますますスケールアップをはかり、2013年開催時の21作品を超えて、現時点であらゆるジャンルから26作品もの映画の上映が決定している。今後、2013年度の観客賞受賞作品の発表も行われる予定だ。また、豪華なプレゼントキャンペーンも企画中とのことで、開催に向けての続報を引き続き楽しみに待ちたい。
今回は、既に上映が発表されている26作品の中から、いくつかの作品を紹介しよう。
執筆者:あそうまお
「面白いのに未公開」を阻止! 『未体験ゾーンの映画たち』
『未体験ゾーンの映画たち』は、海外での評価が高い、あるいは話題になった作品にもかかわらず、日本ではなかなか劇場公開されにくい映画を集めた名物映画祭。〝「面白いのに未公開」を阻止!〟をスローガンに掲げている。今回上映が決定となった2014年で、第3回目の開催となる。2014年はますますスケールアップをはかり、2013年開催時の21作品を超えて、現時点であらゆるジャンルから26作品もの映画の上映が決定している。今後、2013年度の観客賞受賞作品の発表も行われる予定だ。また、豪華なプレゼントキャンペーンも企画中とのことで、開催に向けての続報を引き続き楽しみに待ちたい。
今回は、既に上映が発表されている26作品の中から、いくつかの作品を紹介しよう。
『ミスティック・アイズ』(原題は「Wreckers」)
2010年イギリスでヒットしたテレビドラマ作品『SHERLOCK (シャーロック)』でシャーロック・ホームズを演じたことで一躍人気俳優にのぼり詰めたベネディクト・カンバーバッチさんが主演する、2011年にイギリスで制作された映画。田舎に引っ越して新鮮な夫婦生活を楽しむ夫婦の元に、夫の弟が戦地から戻り共同生活を始める。精神を患いトラブルを起こす弟を中心に微妙な三角関係が出来上がり、彼の存在は円満な夫婦生活に次第に陰を落としていく……というストーリー。海外では、ベネディクトさんの演技に感服する声も多かった。Wreckers - Trailer
『ポール・ヴァーホーヴェン/トリック』(原題は「Tricked」)
アーノルド・シュワルツェネッガーさん主演による2012年のリメイク版も話題を呼んだ『トータル・リコール』のオリジナル版や、1992年公開のマイケル・ダグラスさん主演の映画『氷の微笑』などを手がけてきた、「鬼才」と呼ばれるポール・ヴァーホーヴェン監督。なんとその巨匠が、物語の始まりとなる冒頭以外のストーリーを一般公募するという、いわゆる〝クラウドソーシング〟と呼ばれる手法で制作したという、とんでもない実験的手法を用いて2012年に制作された最新作。Tricked - Trailer (deutsch/german)
『ハウンター』(原題は「Haunter」)
『CUBE』や『NOTHING ナッシング』、『スプライス』といった異色の作品を世に出し続ける監督、ヴィンチェンゾ・ナタリさんが2013年に制作した最新作。日常をおくる少女が、ある日、家の中で衝撃の事実に気づく。天才監督と名高いヴィンチェンゾさんが描く、新たな映像世界。主演は、『リトル・ミス・サンシャイン』で子役を好演し、数々の賞を受賞したアビゲイル・ブレスリンさん。17歳の女性となった彼女の演技も見逃せない。Haunter - Official Trailer (HD) Abigail Breslin
上映スケジュールなどの詳細はまだ未定だが、気になる映画が目白押しの『未体験ゾーンの映画たち』。映画祭の上映作品の鑑賞券の半券を提示すれば、同映画祭内の次の鑑賞料金が1000円になるというお得なリピーター割引を駆使して、全制覇を目指すのもいいかもしれない。執筆者:あそうまお
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