コスプレ
こすぷれ
コスプレ(Cosplay)とは、特定のキャラクターやテーマに扮装し、そのキャラクターの振る舞いや演技をする行為を指す。主にアニメ、マンガ、ゲーム、映画、小説などのフィクション作品に登場するキャラクターや、歴史上の人物、現実の職業などを再現することが一般的である。コスプレはコスチューム・プレイを語源とする和製英語だが、世界中で通用する単語であり、イギリスの辞書にも載っている英単語である。
概要
コスプレは、それらのジャンルの愛好者や同人サークルが集まるコミックマーケット、同人誌即売会を始めとする各種イベント、また、ビジュアル系バンドのライブ会場等で見かけられる。
近年は意味が拡大し、特定の職業で採用されている制服や特定の着衣を好む者が、その衣装を真似て作った服もしくは本物を着てキャラクターになりきることもコスプレと呼ぶことがある。また、有名人の仮装などもコスプレと呼ばれる。
コスプレを行う人をコスプレイヤーと呼び、国内ではえなこや伊織もえなど、テレビタレントに匹敵する影響力や人気を持つ才能も登場しはじめている。
コスプレの発生と歴史
古くからハロウィンで仮装する伝統があるアメリカでは、1960年代後半からSF大会等のイベントにおいて、『スタートレック』等のSF作品に登場する人物の仮装大会 (masquerade) を行なっていたとされる。
日本においてもアメリカで主に開かれる世界SF大会ワールドコンの影響を強く受けた日本SF大会で1960年代末から1970年代に既にコスチューム・ショーとしてプログラムの中に取り入れられていた。日本SF大会におけるコスプレは、1974年の京都大会からショウアップが行なわれて、翌年から定着したという。
同人誌の即売会等でも、コスプレ参加者は増加傾向にある。アニメの仮装と呼ばれていたマンガやアニメの扮装をすることをコスチュームプレイと呼ぶようになったのは、同人誌即売会コミックマーケット(コミケット、コミケ)代表者の米澤嘉博を中心したメンバーだったという。
米澤は、元は少女マンガの同人作家やファンがコミケをお祭りの場として派手な格好をしていた中から、アニメのキャラクターの扮装をする者が現われ、徐々に増えていったとしている。アニメやマンガのコスプレが登場する以前のコミケでは、自分が愛好するロック系の衣装を身につける事も行われていたが、1977年になってコミケにアニメ『海のトリトン』の衣装をした少女が登場して注目を集め、その次の回には『科学忍者隊ガッチャマン』のコスプレが登場し、徐々に広まっていった。
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