STARTO ENTERTAINMENT所属の8人組グループ・B&ZAI(バンザイ)の本髙克樹さんが、国際学術誌「Journal of Advanced Computational Intelligence and Intelligent Informatics(JACIII)」の「JACIII Young Researcher Award 2026」を受賞した。
本髙克樹さんは9月18日(金)、日本テレビ系の情報番組「DayDay.」に生出演し、受賞を報告。ジュニア公式Xでも同日、受賞が発表された。
評価されたのは、本髙克樹さんと早稲田大学の蓮池隆教授による、ライブ・エンターテインメント市場のチケット販売戦略を分析した研究論文。
アイドルとしてライブステージに立つ本髙克樹さんが、チケット販売というエンタメ業界の戦略と課題を検証している。
414本の論文から選出──B&ZAI本髙克樹が国際学術誌に評価される
「JACIII」は、計算知能や知能情報処理を扱う国際的な査読付き学術誌。1997年に創刊され、機械学習やファジィシステム、マルチエージェントシステムなどに関する研究を掲載している。
「JACIII Young Researcher Award」は、同誌に掲載された論文から若手研究者による優れた研究を選出する賞。
本髙克樹さんは情報番組「DayDay.」で、2023年から2025年までに世界各国の研究者が発表した414本の論文から、2本のうちの1本に自身の論文が選ばれたと説明した。

「JACIII Young Researcher Award 2026」受賞した本髙克樹さん/画像は公式サイトより
受賞した論文は「Empirical Analysis of Ticket-Sales Strategies in the Live Entertainment Market(ライブ・エンターテインメント市場におけるチケット販売戦略の実証分析)」。
早稲田大学創造理工学研究科の本髙克樹さんと蓮池隆教授が執筆し、2025年7月に「JACIII」で発表された。
ライブチケットの販売方式をシミュレーションで検証
論文では、日本国内で実際に開催された公演をもとに、ライブチケットの販売方法を社会シミュレーションによって分析している。
すべての座席を同じ価格で販売する方法と、一部をオークション形式で販売する方法を組み合わせた「ハイブリッド販売」を検証。劇場における座席ごとの価値や、チケット二次流通市場の取引価格などを用いてシミュレーションを行った。
論文では、高い金額を支払う顧客にはプレミアムな座席を提供しながら、通常販売する座席の価格を抑えることで幅広い観客のアクセスを確保できる可能性も指摘。
二次流通市場で発生する高額な転売利益を抑え、その利益を消費者や興行主側へ還元する販売方式としても検討している。
B&ZAIではキーボードを担当 博士号(工学)取得後もアイドルとして活動
本髙克樹さんは1998年生まれ。2025年2月には、橋本涼さん、矢花黎さん、今野大輝さん、菅田琳寧さん、鈴木悠仁さん、川﨑星輝さん、稲葉通陽さんとともにB&ZAIを結成している。
B&ZAIは2025年6月、ぴあアリーナMMで初の単独ライブ「B&ZAI LIVE 2025 First Beat」を開催。2026年には日本武道館公演を含む「B&ZAI LIVE TOUR 2026 -ROCK'N'DOL-」を行うなど、ライブを中心に活動。
アイドル活動の一方で早稲田大学創造理工学部を卒業後は、同大学大学院創造理工学研究科へ進学。2026年3月に博士(工学)の学位を取得した。
博士論文では「ライブ・エンターテインメント市場における超過需要下でのチケット販売戦略に関する社会シミュレーション研究」をテーマとしており、アイドルとしてライブ活動を続けながら、研究者としてもライブ・エンターテインメント市場を研究してきた。
今回の受賞について本髙克樹さんは「DayDay.」で、日本でこれから研究に取り組む若者の背中を押せるよう、自身の研究についてさらに発信していきたいと語っている。
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