文化庁が、令和8年度「文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業」の採択企画39件を発表した。
過去最多となった373件の応募から、インディーゲーム『ANRI』を開発するシロさんをはじめ、アーティストのAKI INOMATAさんや長谷川愛さん、映像作家の橋本麦さん、AIを用いた作品を制作する岸裕真さんらの作品やプロジェクトが選出された。
採択企画の成果発表イベント「ENCOUNTERS」は、2027年2月27日(土)から3月7日(日)まで、東京・京橋のTODA HALL & CONFERENCE TOKYOで開催。入場は無料となる。
【画像】2025年度の成果発表イベント「ENCOUNTERS」の様子文化庁が若手クリエイターを支援 過去最多373件から39件を採択
「文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業」は、次世代のメディア芸術を担う若手クリエイターの創作や発表を支援する事業。
2011年度から実施されており、制作費の支援に加え、専門家によるアドバイスや技術提供、クリエイター同士の交流、成果発表の機会などを提供している。2025年度までに計200組が採択されてきた。
2026年度は、新たな作品制作を支援する「国内クリエイター創作支援プログラム」に244件が応募。そのうち15件が採択された。
国内外での展示や上映などを支援する「国内クリエイター発表支援プログラム」には129件が応募し、24件が採択されている。
前年度は創作支援207件、発表支援92件の計299件の応募から40件を採択。今年度は採択数がほぼ変わらない一方、応募総数は373件まで増加した。
腕を“コントローラー”にするインディーゲーム『ANRI』も採択
創作支援プログラムには、ゲームクリエイター・シロさんによる『ANRI』も選出。『ANRI』は、専用の箱型筐体に片腕を差し込み、生身の腕そのものをコントローラーとしてプレイする体感型リズムシューティングゲーム。
2026年5月に開催されたインディーゲームイベント「BitSummit PUNCH」でも展示。プレイヤーが筐体の内部で腕を動かしながら敵を狙う、一人称視点のシューティングとして紹介された。
創作支援にはほかにも、AKI INOMATAさんによる《デジタル制御による煙の彫刻》、長谷川愛さんの《PARALLEL TUMMY CLINIC 2(仮)》、Studio非による《リリリ・リスポーン》、避雷(平井龍之介さん)の《めぐる遺伝子 ──時間と空間を渡る人工生態系》など15企画が選ばれている。
AIが人間を動かす『xoxo-skeleton』は世界展開へ
発表支援プログラムでは、岸裕真さんの《xoxo-skeleton》Global Deployment 2026-27が採択された。
《xoxo-skeleton》は2025年度の創作支援プログラムで制作された作品。身体や周囲の環境から得られた情報をもとにAIが動作を生成し、人間の身体へと返すことで、人間とAIによる共生を試みるプロジェクトだ。
このほか、[[group_inou]やMONO NO AWAREのMVなどを手がけてきた映像作家・橋本麦さんによる《Milling Stop-Motion(仮)》も発表支援に採択。こちらでは計24件の企画が選ばれている。
それぞれの作品は、2027年2月から開催される成果発表イベント「ENCOUNTERS」で紹介される予定だ。





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イベント情報
令和 8 年度文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業 成果発表イベント「ENCOUNTERS」
- 会期
- 2027年2月27日(土)〜3月7日(日)
- 会場
- TODA HALL & CONFERENCE TOKYO(東京都中央区京橋一丁目7番1号 TODA BUILDING 4 階)
- 入場料
- 無料
- 主催
- 文化庁
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