B級ホラーコメディ「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」シリーズの新作映画『ATTACK OF THE KILLER TOMATOES: ORGANIC INTELLIGENCE』の公式予告映像が公開された。
1978年公開の第1作から続くシリーズの劇場映画第5作。前作『Killer Tomatoes Eat France!(邦題:キラートマト 赤いトマトソースの伝説)』以来、約35年ぶりの新作となる。
アメリカでは8月7日(金)から一部劇場で公開予定。記事執筆時点で、日本での公開予定は発表されていない。
殺人トマト、知性を得る 新作『ORGANIC INTELLIGENCE』
新作『ATTACK OF THE KILLER TOMATOES: ORGANIC INTELLIGENCE』は、人類の抱える問題を解決すべく、若きバイオテクノロジーの天才が開発した遺伝子操作された野菜を巡るホラーコメディ。
「Artificial intelligence has met its match(人工知能は、ついに好敵手と出会った)」というナレーションの通り、「Organic Intelligence(有機的知性)」を獲得し、従来よりも賢くなった殺人トマト(?)が人間たちへ襲いかかる。
公開された予告映像では、トマトに襲われたとみられる犠牲者を前に、血液とトマトジュースを取り違える捜査官たちが登場。
スペインの奇祭「トマト祭り」にも見えなくもない/画像はYouTubeより
さらに、ヒンデンブルク号の墜落や米国領空を飛行する赤い気球までもトマトの仕業として説明されるなど、陰謀論や国家の危機対応を思わせる荒唐無稽なギャグが繰り広げられている。
低予算映画から広がった「キラートマト」の世界
「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」シリーズは、突然人間を襲いはじめたトマトと、それに対抗する米国政府の戦いを描いた1978年の映画からはじまった。
1950年代から1960年代にかけて制作された低予算の怪物映画や災害映画を下敷きに、政府や報道、広告などをまとめて風刺。荒唐無稽な設定と意図的に安っぽく仕上げられた演出から、カルト映画として支持を集めた。
『アタック・オブ・ザ・キラートマト』/画像はAmazonより
1988年には、若き日のジョージ・クルーニーさんも出演した第2作『リターン・オブ・ザ・キラー・トマト』が公開。
以降、『Killer Tomatoes Strike Back!』『Killer Tomatoes Eat France!』と続編が制作されたほか、1990年代初頭には米国でTVアニメも放送された。
なお日本では、2000年に『遊戯王OCG デュエルモンスターズ』にて闇属性・植物族モンスターカード《キラー・トマト》が登場している。
名前や意匠から本シリーズを想起させるカードだが、映画との関係は不明。デッキから攻撃力1500以下の闇属性モンスターを呼び出す効果を持っている。
シリーズ常連俳優も新作に名を連ねる
新作の監督はデヴィッド・フェリーノさん。シリーズの劇場映画としては、創始者のジョン・デベロさんが監督をつとめない初の作品となる。
トマトだとわかっていてもそれなりに怖い!/画像はYouTubeより
キャストにはデヴィッド・ケックナーさん、エリック・ロバーツさん、キャサリン・コーコランさん、ダン・バッケダールさんらが名を連ねる。
また、第2作から悪役のガングリーン教授を演じてきた、映画『アダムス・ファミリー』などで知られるジョン・アスティンさんも同役で復帰する。
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