にじさんじ町田ちま、主題歌担当の『東京逃避行』監督と対談 映画に自身の過去を重ねる

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KAI-YOU編集部_音楽・映像部門

■町田ちまさんコメント
──互いに対談した上での感想を教えてください。

じっくりお話するのは今回が初めてだったので少し緊張しましたが、直接お話したことによって監督がこの映画にかける熱意を改めて感じることができる素敵な機会でした。そして監督はおちゃめな方でした。

──監督と主題歌アーティスト、二人で映画の舞台となった歌舞伎町を歩いてみていかがでしたか?

封鎖されているトー横広場や歌舞伎町一番街アーチを眺めながら、撮影時の裏話やトー横についての説明を監督が話してくれました。来たことがないというわけではなかったのに、話を聞きながら新鮮な気持ちで町を眺めていた記憶です。ただただ危ないから、という理由でこの町をちゃんと見ていなかったのかもしれません。

──ご自身の活動初期における親御さんにまつわるエピソードを話されていました。あまり表に出さないような具体的な内容でしたが、(そういった内容を話そうと思うほど)映画に対して強く共感する部分があったということでしょうか?

自宅にいるはずなのに心が休まらない、ずっと顔色を伺って生きなきゃいけないという部分に昔の自分を重ねました。
子供は大人の言いなりになるだけの人形ではありません。そうさせてしまう大人に対しての怒りが結構楽曲に入っています。

──映画で描かれたものの一つに、居場所の大切さがあったと思います。町田さん自身は居場所の大切さをどのように感じましたか? またご自身にとって大切にしている居場所について教えてください。

頼れる存在、自分の弱さを受け入れてくれる存在がいるってそれだけで少し前を向くことができるし、踏ん張ることができます。町田にとっての大切な居場所は仲良くしてくれているライバーさんやスタッフさんがいるにじさんじなので、自分にできることをこれからも続けていきます。

■秋葉恋監督コメント
──互いに対談した上での感想を教えてください。

町田さんはとにかくこの「東京逃避行」を愛してくださっていて、それを全身で直接ぶつけてもらいました。改めて、監督、主題歌、という双方の立場からこの映画をどのように観客に伝えて行こうとしたか、色々な事を振り返る素敵な時間を過ごしました。

──監督と主題歌アーティスト、二人で映画の舞台となった歌舞伎町を歩いてみていかがでしたか?

この街のどこか優しく受け入れてくれるようであり、喧騒に巻かれるような、感覚を改めて二人で体感をして。町田さんとは二人で、どこかにまだ飛鳥と日和がいるんじゃないかと残像を探してしまいました。この作品で起きてる事はフィクションではあるが、現実の延長上で存在したかもしれない現実である事を二人で噛み締めました。

──秋葉監督は、町田さんにオファーした経緯について「不思議な縁」「このチームならいけるぞと感じた」とのことでしたが、いま改めて考えてみてそう感じた根拠は何だったと思いますか?

長編を作るきっかけとなった短編版「東京逃避行」のポスター担当の方が、町田さんのファンで制作当時に二人で曲を聞いたりしてました。長編映画になるにあたって色々な登場人物の背景が浮き彫りになっていき、長編映画版のラストは現実に地続きですが、飛鳥と日和にとっての一個の「決断の結末」が描かれます。その後に流れる主題歌。すごくプレッシャーもあると思いましたが、町田さんの熱量、そして町田さんチームの皆様の熱量に心を打たれて、「良い作品になる」と確信しました。

──主題歌および今回の対談を通じて、町田さんと"共闘"できたことについて、秋葉監督はどう感じましたか?

現場で命を燃やし続けたキャスト、スタッフさんたちの現場の熱量が焼きついた映画本編を見た、町田さんが最後の最後に全ての熱を背負って、観る人の心にこの作品に込められたものをぶつけてくれます。そんな大役を引き受けてくださった彼女に、最大感謝をしています。町田さん。この作品を愛してくれてありがとう。これからきっと、この作品に出会ったり、この『ネオンと残像』を聞いたり、飛鳥と日和とそれを囲む人々の何かに心を震わせたり、人生が少しでも豊かに、軽く、なることだと思います。私も町田ちまさんに、作品を愛してもらえたことに誇りを持ちます。ありがとう。

©2025 映画「東京逃避行」製作委員会

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